ウォルマートは11月25日、ダイバーシティ(平等)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包括性)――いわゆるDEIに関する取り組みを一部終了する方針を明らかにした。
「私たちはこれまで努力を続けてきましたが、完璧ではありません。それでも、すべての意思決定は、従業員、顧客、取引先すべてに機会を広げ、すべての人にとってのウォルマートでありたいという思いから行っています」と、同社は声明で述べている。
保守系映画製作者ロビー・スターバック氏によると、ウォルマートは以下の変更を発表した。子供に性的影響を与えることを目的としたイベントへの資金提供を中止し、ヒューマン・ライツ・コアリションの「企業平等指数(企業のLGBTQに対する差別撤廃を評価する指数)」への参加を取りやめ、文書からジェンダー中立用語「Latinx」を削除するという。
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ウォルマートもDEIイニシアチブからの離脱を発表
ウォルマートは25日、「DEI」に関する取り組みを終了すると発表。同社は、子どもに影響を及ぼすイベントへの資金提供の中止や、「Latinx」の削除、特定商品の除外、サプライヤー支援プログラムの見直しなどを行う。また、2020年設立の「人種平等センター」への資金提供も、約束した5年間で終了。
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