2024年6月、吉林省に住む市民が銀行に預けている預金を下ろそうとしたら拒否された。預金者は「警察の同意」を求められていたことがわかった。中国の銀行のイメージ画像。(JOHANNES EISELE/AFP via Getty Images)
今月11日、吉林省長春市に住む市民が地元銀行「吉林銀行・遵義路支店」に預けている預金を引き出そうとしたところ、銀行から「預金を下ろすのに警察の同意が必要だ」と告げられていたことがわかった。
預金(10万元以下/約217万円以下)を下ろせなかったことに腹を立てたこの市民は、告発動画を中国SNSに投稿して話題になった。「ふざけんな!」「自分のカネだ、下ろすのになぜ許可が必要?」など中国中の銀行預金者から罵声の嵐を巻き起こしてしまった。
世論の圧力をうけ、「吉林銀行」の職員は翌日(6月12日)「今回の措置は銀行側による一方的なものではなく、管轄する警察署の要求に従ったまでだ」と回答。
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