中国の伝統文化の中に、河神、山神、雷神、土地神などの様々な神に対する信仰がありました。神々が世の中の万事万物を管理していると思われ、神々に関する物語も民間で代々伝わってきました。それだけではなく、多くの縁のある人は夢の中、あるいは特定な状況の中で、神々の存在を身を持って体験をしました。
中国の疫病神に関する記録は隋から始まりました。『三教源流捜神大全』の記述によると、隋の文帝開皇(※1)6月に、5人の力士が地面から10~15mの高さの空中に現れました。彼らは5色の袍を身に付け、1人の手には杓子と壺を、1人は皮袋と剣を、1人は扇子を、1人は金槌を、1人は火壺とそれぞれ持っていました。隋文帝は急いで太史公(※2 )の張居仁に「何の神か? 何を管理する神か?」と聞きました。
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