20日、生後6か月以上のすべての国民を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。オミクロン株「XBB.1.5」系統に対応して改良された、米国の製薬会社ファイザー製とモデルナ製のワクチンが使用される。
XBB.1.5は昨年末に米国で発見された変異ウイルスだ。9月現在、都内の感染状況ではXBB.1.5を含むXBB系統が主流を占めるが、この夏に増加した「EG.5(通称エリス)」も全体の4割にのぼっている。
厚生労働省はこの最新のワクチンについて、マウスを用いた非臨床試験で有効性が確認されたと説明している。
19日、厚生労働省はこの「秋接種」に伴い、これまでの従来株などに対応したファイザー製とモデルナ製のワクチン合わせて8630万回分を順次廃棄すると発表した。購入単価は公表されなかったため、全体の費用は明らかになっていない。
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