Radio workshop & everyday.

自灯明法灯明

「自らを灯(ともしび)とし、拠り所として、他を灯とすることなかれ。」

2008年02月19日 | 日記
これからの話は該当する全ての人がそうでは有りません、極例外かも知れません。

知人に外国人と結婚した人がいる。
彼は嫁さんの実家が貧しいので、嫁さんと彼とで実家に仕送りをしている。
彼はそれを承知で結婚したので、当たり前だと思っていると言っていた。

ところが、嫁さんの兄弟は四人いて、長男はぶらぶら、一番下もぶらぶら、二番目だけトラックの運転手をしていて、月に一万一寸の稼ぎにしか成らない。
そして一番下は結婚していて、子供がいるにもかかわらず、未成年の女の子を妊娠させ裁判を起こされそうに成って、慰謝料を払わなければ成らないのでお金の無心を言ってきた。

彼は一生懸命嫁さんと働いて仕送りをした、その結果がこれではとてもやってられないと嘆いていた。
彼は嫁さんの実家の家の建設資金までも
含めて仕送りしている。
めったに怒らない彼が、ふんまんやるかた無しと何処へ不満をぶつけたらよいのか悩んでいた。

嫁さんの国は開発途上国で貧富の差が激しく、出稼ぎの多い国である、そして親子の絆が強い国でもある、親兄弟の為には、子は身を売る事も辞さないとも言う。
彼は嫁さんが間に立って一番困った状態である事を知っている、だからこそどうすれば良いのかが分からない。
日本人の考え方では結論は直ぐ出る。
しかし言葉や習慣も違う国の家族の問題について、私は何も言う事が出来なかった。



コメント
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