Radio workshop & everyday.

自灯明法灯明

「自らを灯(ともしび)とし、拠り所として、他を灯とすることなかれ。」

続カエルの楽園を読んで

2016年08月12日 | 日記


登場人物のデイブレイク(Daybreak)が三戒(憲法九条を例えて居る)の事を指す、三戎を唱えて居れば平和は守られると(napaj、japanの逆さ読み)ナパージュ(カエルの楽園)のカエルたちに繰り返し話す場面がある。
この場面とそっくりな場面をyoutubeで見た。(youtubeで探してみて下さい)
小説を読んだときは、フィクションで本気でその様な事を言っているとは思えなかった。
著者の百田尚樹氏は余程呆れたのだろう。
それは先の都知事選で落選した鳥越俊太郎が識者と討論し合う場面でだ。
現実問題として隣国が攻めて来ることは有りえないと繰り返し繰り返し言っているんですね。

まさかとは思ったが、ジャーナリストとか自称している人達は、人の言っている事を本当であろうが嘘であろうが、英雄気取りで問題や人をを叩く事に因って、自分の価値を人に知らしめることを業とする人たちなのかな。
そうなんです、人が言っている事や行っている事を皆さんにお話ししている、だから私に責任は有りませんと来るに違いない。

ジャーナリストとは社会の事象を的確には把握し国民に知らせ、説明し、その物事に対してどう判断するかの材料を視聴者に提供すべきもので、一方的に偏った判断を押し付けるものでは無いでしょう、私はその様に考えます。

同じジャーナリストの池上氏は判断材料の資料を的確に説明し、これがどうなのかは視聴者の方の判断にゆだねている。
私はこれが本当のじゃナリストのあるべき姿では無いだろうか。

現実問題として、隣国が尖閣諸島の接続水域付近をうろつき嫌がらせをしています。
これが嫌がらせだけで終われば何でも無いのですが、過去の事実として内モンゴル自治区やチベット自治区、新疆ウィグル族自治区
は隣国が強引に自国の自治区として併合した歴史があり、現在は国際仲裁裁判所の判断を無視した行い等を勘案すると
どう考えても、デイブレイクや鳥越俊太郎の言うほど能天気な考え方では済まないだろうと思うけどね。
コメント
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