2016/4/14 PM9:26~4/16 AM9:48迄
に震度6~7の地震が合計7回発生しました。
大分から阿蘇を経て宇土・八代へ抜ける線
上で特に熊本県で大きな被害をもたらしました。
私はその時家がギシギシと音を立て今にも潰れるのではないかと恐れました。
次の4/16にも未明に同程度の地震が起こり
この時はもうだめだと思ったことを覚えています。
頻繁に起こる大小の地震は私の心にも
影響を与え、何回かズキーンと胸のあたりがして、今度は自分の心臓が止まるのでないかと心配になり、医師から精神安定剤を貰って暫く飲みました。
地震は立野付近の西外輪の山肌を崩落させ、豊肥線と国道57号線を押し崩しその勢いで南阿蘇方面への幹線道路の白川に架かる阿蘇大橋を破壊しました。
この結果、豊肥線と国道57号線は通る事が
出来なくなり、復旧が急がれて4年4ヶ月
振りに今日の日に開通の運びと成りました。
国道57号線は今年の10月、阿蘇大橋の
開通は来年の3月に予定されています。
国道57号線の代替道路として、北外輪に
トンネルを作り、冬の雪でも通行できるように現在工事が進んでいます。
トンネルは完成していて、取り付け道路などが現在作られています。
かなり便利になりそうです。
コロナ禍がなければ、この夏大勢の帰省客や観光客で、地震で疲弊した阿蘇の観光を潤すことが出来た筈ですが
自然は何ども人々に試練を与え、なんと皮肉なものでしょう、訪れるための道路や交通機関は出来ても、訪れたくても出来ない現状は、悲しくなります。