テクトロのオシロの2445Bを一年程使わないでいた、一昨日Ampの特性を見る為にオシロに灯を入れた。
観測波形はちゃんと出て来るが、輝線のゼロ点調整をしようとすると、輝線がポンポンと飛んで合わせられない。
以前勤めていた会社で使っていたが、なにせ高価で一台は新車と一台と同等位する。
リタイア後自分で色々と作ったり修理したりしていると、非常に使い勝手が良いオシロなので
中古品をヤオフクで買いました。
所が調子が悪く真面に観測出来ないので、修理することにしました。
と言っても、治るかどうかは定かでは有りません。
例によってNetを検索します。
先ずは電源回路の不具合修理の記事が出て居たので、バラして電源回路の電解コンを外して容量を計って見ると、すべてOK。
他の記事を探しても目的のものは見つかりません。
不具合に関係するツマミの基板から出て居るフラットケーブルの行き先の基板をしげしげと見て居ると何か錆びているチップ部品。
あっな~んだ、四級塩の電解コンデンサーの腐食で電解液を吹きだして周囲の部品を腐食させる
とんでもないコンデンサーが原因の様です。
しかし、困った事に錆びて焼けている部品は、その値が消えていて配線図が無いと分かりません、PDFのマニュアルをやっと探し出した所、英語版(オシロの製造元は米国)です。
400ページに渡ってびっしり書いて有ります。
この続きはマニュアル解読作業が終了し修理が終わってから書きます。
何でも無かった電源基板

4級塩腐食 1箇所目

4級塩腐食 2箇所目
