竹田城
2013/4/28 但馬遠征(2泊3日)
兵庫県朝来市のお城めぐり
山頂にそびえる総石垣の「天空の城」 日本100名城
≪ お城の概要 ≫
城名: 竹田城
よみ: タケダ
別称: 虎臥城
所在地: 兵庫県朝来市和田山町竹田
現状: 山
築城年代: 室町時代
築城者: 太田垣氏
形式: 山城
遺構: 天守台・本丸・二の丸・三の丸・南二の丸・北千畳・南千畳・花屋敷・大手門跡・櫓台跡・石垣・堀切・竪堀・井戸
規模: 標高353.7m
文化財: 国指定史跡
訪城日: 2013/4/28
≪ 訪城記 ≫
但馬遠征(2泊3日) 2日目、早朝から竹田城へ向かう。
ホテルを出て国道312号を南下、宮越三叉路信号を左折、国道312号山陰道のままさらに南下、上野南三叉路信号を斜めに左折、国道9号山陰道を南下、和田山トンネル、新和田山トンネルを通過して円山川を渡り、一本柳交差点信号を右折、国道312号を南西方向に進み播但連絡有料道路を通過して、竹田城への案内板のある加都交差点信号を右折、円山川を渡り、この辺りから山頂にそびえる竹田城の石垣が良く見える。県道136号を西進して、もう一度播但連絡有料道路の下をくぐった、すぐの案内板のある三叉路を斜め左に山の方へ進む、「山城の郷」へは入らず、そのまま道なりに山へ入って行くと第2駐車場、さらに進むと第1駐車場がある。
朝早く出て7時30分ごろに第1駐車場に着いたのですが、もう駐車場がいっぱいで、私もなんとか車を駐車することができました。第1駐車場から徒歩で駐車場にある門をくぐり、階段を下りた左手山側に竪堀が1本見られる。大手門跡への道を約15分で大手門前に着く。
大手門跡前に説明板と竹田城址碑が建っている。大手道を登っていくと大手門の石垣が出迎えてくれて、北千畳へ出る。ここから本丸跡、南千畳を眺めると石垣だらけで感動してしまう。北千畳の北側から見える天守台は石の砦のようです。また見付から見る南千畳もすばらしいです。
大手門から三の丸へ、弐の門を通って二の丸へ出る。ここからも天守台、南千畳を一望できる。天守台脇の登り道を通って本丸へ、一段高い天守台へ、天守台からの眺めは最高です。
南二の丸から南千畳へ出て、引き返し花屋敷へ、南千畳から見る天守台の石垣が見事で、壮大な石垣群と曲輪がはっきりと見られて、いつまでも見ていたい。感動です。ただ、人気があって人が多く、どこを撮っても人が入ってしまい、少しだけガッカリです。
大手門まで引き返し、次に出城の観音寺山城へ向かいました。
≪ 歴 史 ≫
応永六年 (1399) 太田垣通泰が朝来郡の守護代を務める。
太田垣氏は山名氏に臣従し、山名宗全のもと嘉吉の乱、応仁・文明の乱を戦う。
永禄十二年 (1569) 織田信長の命で羽柴秀吉が但馬に侵攻、但馬の諸城を陥落させる。
永禄十三年 (1570) 太田垣氏は信長に伺候する。しかし、天正元年(1573)十月、竹田城主太田垣輝延、八木城主八木豊信ほか但馬の諸将は毛利方へ寝返る。
天正三年 (1575) 丹波国黒井城の荻野直正に竹田城が攻められ、毛利氏の来援を仰ぐ。
天正五年十月 (1577) 再び羽柴秀吉が但馬に侵攻し、竹田城も落城。秀吉の弟木下小一郎が入城する。
天正八年 (1580) 秀吉が但馬全域を制圧し、太田垣氏による竹田城支配が終わり、竹田城主に秀吉配下の桑山重晴が入る。
天正十三年 (1585) 桑山重晴が和歌山城主に移封され、替わりに赤松広秀が入城する。
慶長五年九月 (1600) 関ヶ原の戦いで赤松広秀は西軍につき、丹波の田辺城に細川幽斎を攻めたが、関ヶ原本戦が東軍の勝利に終わり、その後、鳥取城を攻めて攻略したが、城攻めの不手際から切腹を申し付けられ十月二十八日、鳥取の真教寺で自刃し、竹田城は廃城となった。
≪ 写 真 ≫
第1駐車場から大手道へ入る門
門を降りたすぐの竪堀
大手入口にある竹田城址碑
大手道
大手門櫓台石垣
北千畳
北千畳から見る天守台
大手門
弐の門
二の丸櫓台
二の丸
天守台石垣(二の丸から)
本丸
天守台から南千畳を望む
天守台石垣(平殿から)
天守台の階段
南千畳
南千畳から天守台方向
花屋敷
花屋敷の石垣
花屋敷から見上げる本丸石垣
南千畳櫓台
北千畳石垣
東から見る北千畳
第1駐車場北側にある山名・赤松氏供養塔
山頂にそびえる石垣群
竹田城全景
現地案内板縄張図(リンク付サムネイル)
≪ アクセス ≫
<公共交通機関>
JR播但線竹田駅下車、徒歩約40分。
<車>
播但連絡有料道路和田山ICを降りて国道312号を南へ進み、竹田城への案内板のある加都交差点信号を右折、円山川を渡り、この辺りから山頂にそびえる竹田城の石垣が良く見える。県道136号を西進して、もう一度播但連絡有料道路の下をくぐった、すぐの案内板のある三叉路を斜め左に山の方へ進む、「山城の郷」へは入らず、そのまま道なりに山へ入って行くと第2駐車場、さらに進むと第1駐車場がある。
≪ 位置図 ≫
竹田城
第1駐車場
紹介したお城の数 62城
2013/4/28 但馬遠征(2泊3日)
兵庫県朝来市のお城めぐり
山頂にそびえる総石垣の「天空の城」 日本100名城
≪ お城の概要 ≫
城名: 竹田城
よみ: タケダ
別称: 虎臥城
所在地: 兵庫県朝来市和田山町竹田
現状: 山
築城年代: 室町時代
築城者: 太田垣氏
形式: 山城
遺構: 天守台・本丸・二の丸・三の丸・南二の丸・北千畳・南千畳・花屋敷・大手門跡・櫓台跡・石垣・堀切・竪堀・井戸
規模: 標高353.7m
文化財: 国指定史跡
訪城日: 2013/4/28
≪ 訪城記 ≫
但馬遠征(2泊3日) 2日目、早朝から竹田城へ向かう。
ホテルを出て国道312号を南下、宮越三叉路信号を左折、国道312号山陰道のままさらに南下、上野南三叉路信号を斜めに左折、国道9号山陰道を南下、和田山トンネル、新和田山トンネルを通過して円山川を渡り、一本柳交差点信号を右折、国道312号を南西方向に進み播但連絡有料道路を通過して、竹田城への案内板のある加都交差点信号を右折、円山川を渡り、この辺りから山頂にそびえる竹田城の石垣が良く見える。県道136号を西進して、もう一度播但連絡有料道路の下をくぐった、すぐの案内板のある三叉路を斜め左に山の方へ進む、「山城の郷」へは入らず、そのまま道なりに山へ入って行くと第2駐車場、さらに進むと第1駐車場がある。
朝早く出て7時30分ごろに第1駐車場に着いたのですが、もう駐車場がいっぱいで、私もなんとか車を駐車することができました。第1駐車場から徒歩で駐車場にある門をくぐり、階段を下りた左手山側に竪堀が1本見られる。大手門跡への道を約15分で大手門前に着く。
大手門跡前に説明板と竹田城址碑が建っている。大手道を登っていくと大手門の石垣が出迎えてくれて、北千畳へ出る。ここから本丸跡、南千畳を眺めると石垣だらけで感動してしまう。北千畳の北側から見える天守台は石の砦のようです。また見付から見る南千畳もすばらしいです。
大手門から三の丸へ、弐の門を通って二の丸へ出る。ここからも天守台、南千畳を一望できる。天守台脇の登り道を通って本丸へ、一段高い天守台へ、天守台からの眺めは最高です。
南二の丸から南千畳へ出て、引き返し花屋敷へ、南千畳から見る天守台の石垣が見事で、壮大な石垣群と曲輪がはっきりと見られて、いつまでも見ていたい。感動です。ただ、人気があって人が多く、どこを撮っても人が入ってしまい、少しだけガッカリです。
大手門まで引き返し、次に出城の観音寺山城へ向かいました。
≪ 歴 史 ≫
応永六年 (1399) 太田垣通泰が朝来郡の守護代を務める。
太田垣氏は山名氏に臣従し、山名宗全のもと嘉吉の乱、応仁・文明の乱を戦う。
永禄十二年 (1569) 織田信長の命で羽柴秀吉が但馬に侵攻、但馬の諸城を陥落させる。
永禄十三年 (1570) 太田垣氏は信長に伺候する。しかし、天正元年(1573)十月、竹田城主太田垣輝延、八木城主八木豊信ほか但馬の諸将は毛利方へ寝返る。
天正三年 (1575) 丹波国黒井城の荻野直正に竹田城が攻められ、毛利氏の来援を仰ぐ。
天正五年十月 (1577) 再び羽柴秀吉が但馬に侵攻し、竹田城も落城。秀吉の弟木下小一郎が入城する。
天正八年 (1580) 秀吉が但馬全域を制圧し、太田垣氏による竹田城支配が終わり、竹田城主に秀吉配下の桑山重晴が入る。
天正十三年 (1585) 桑山重晴が和歌山城主に移封され、替わりに赤松広秀が入城する。
慶長五年九月 (1600) 関ヶ原の戦いで赤松広秀は西軍につき、丹波の田辺城に細川幽斎を攻めたが、関ヶ原本戦が東軍の勝利に終わり、その後、鳥取城を攻めて攻略したが、城攻めの不手際から切腹を申し付けられ十月二十八日、鳥取の真教寺で自刃し、竹田城は廃城となった。
≪ 写 真 ≫
第1駐車場から大手道へ入る門
門を降りたすぐの竪堀
大手入口にある竹田城址碑
大手道
大手門櫓台石垣
北千畳
北千畳から見る天守台
大手門
弐の門
二の丸櫓台
二の丸
天守台石垣(二の丸から)
本丸
天守台から南千畳を望む
天守台石垣(平殿から)
天守台の階段
南千畳
南千畳から天守台方向
花屋敷
花屋敷の石垣
花屋敷から見上げる本丸石垣
南千畳櫓台
北千畳石垣
東から見る北千畳
第1駐車場北側にある山名・赤松氏供養塔
山頂にそびえる石垣群
竹田城全景
現地案内板縄張図(リンク付サムネイル)
≪ アクセス ≫
<公共交通機関>
JR播但線竹田駅下車、徒歩約40分。
<車>
播但連絡有料道路和田山ICを降りて国道312号を南へ進み、竹田城への案内板のある加都交差点信号を右折、円山川を渡り、この辺りから山頂にそびえる竹田城の石垣が良く見える。県道136号を西進して、もう一度播但連絡有料道路の下をくぐった、すぐの案内板のある三叉路を斜め左に山の方へ進む、「山城の郷」へは入らず、そのまま道なりに山へ入って行くと第2駐車場、さらに進むと第1駐車場がある。
≪ 位置図 ≫
竹田城
第1駐車場
紹介したお城の数 62城
日本100名城公式ガイドブック―日本の文化遺産「城」を見に行こう (歴史群像シリーズ) | |
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