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有漢常山城

2014-05-13 05:59:37 | 岡山県
 有漢常山城

2014/4/27

岡山県高梁市のお城めぐり

 秋庭氏居館の番手城

≪ お城の概要 ≫

城名: 有漢常山城
よみ: ウカンツネヤマ
別称:
所在地: 岡山県高梁市有漢町有漢
現状: うかん常山公園
築城年代: 十三世紀
築城者: 秋庭三郎重信
形式: 山城
遺構: 主郭・二の壇・三の壇・二重堀・模擬天守
規模: 60m×80m、標高265m
文化財: 市指定史跡
訪城日: 2014/4/27


≪ 訪城記 ≫

備中松山城から有漢常山城へ向かう。

城見橋公園駐車場を出て山を下り、御根小屋城跡の高梁高校前の狭い道を通り、JR伯備線踏切を渡って川端町三叉路信号を右折、国道180号を高梁川沿いに北上、新幡見橋三叉路信号を斜め右折、国道313号を北東に約8.5km進んだ巨瀬町の三叉路信号を斜め右折、県道49号を約4.8km北上した有漢の交差点信号を右折、うかん常山公園下の道を南東に進み、山裾沿いに左回りに登っていくとうかん常山公園の入口着く。入ると広い駐車場があり、駐車場の東側に有漢常山城模擬天守が見える。ここに車を駐車する。

模擬天守前の説明板によると裏山に主郭があるらしいので、天守前の道を下り、説明板のとおり裏山があり、西側に二本の堀切が見える。これが二重堀跡のようで、道沿いにもう一枚説明板がある辺りの上が主郭らしいが、登り道がないので斜面をよじ登りました。そこには細長い削平地があり、ここが三の壇らしい、北側に木々をかき分け入ると東側に明らかに段差のある高い部分があり、ここが主郭のようですが、雑草が生い茂り良く分からない状態です。周りの削平地が二の壇のようです。南側に出ると遊歩道がありました。


≪ 歴 史 ≫

鎌倉時代の地頭秋庭氏の居館が近くにあり、本貫地を守るための番手城と見られています。秋庭氏といえば、備中松山城を築いた秋庭三郎重信で有漢常山城も築城したようです。
戦国時代には、三村方の新山家住が居城し、その後、肥田五兵衛が居城したようです。


≪ 写 真 ≫


駐車場から見る有漢常山城模擬天守


模擬天守


裏側から見た模擬天守


二重堀


三の壇にある常山城標柱


三の壇


主郭の段差


二の壇


主郭


現地説明板縄張図(リンク付サムネイル)

≪ アクセス ≫

<車>
岡山道有漢ICを降りて三叉路を左折、次の交差点信号を左折、うかん常山公園下の道を南東に進み、山裾沿いに左回りに登っていくとうかん常山公園の入口着く。入ると広い駐車場があり、駐車場の東側に有漢常山城模擬天守が見える。


≪ 位置図 ≫

有漢常山城(うかん常山公園)


紹介したお城の数 214城



戦国山城を攻略する-キャッスリング入門-
森本 基嗣
吉備人出版




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