最近思って仕方ないことがある。それは自分の人生の最後だ。
永遠に最後を迎えないという事はない、いつかはやってくる事なのだがそれを待ち遠しいのだ。
いったい自分の最後とは?と想像するとなんだかワクワクするようなブラックホールの彼方を思い浮かべるような感覚になる。
ずっとこんな人生なので疲れてしまったのか、果てしない旅路の感覚に陥っているのだろう。しかし自分の最後は案外身近な事なのでは?と我に返る。
ずっと苦しい旅路を終わらせたいと様々な事があった。でも今でも苦しみは続いている。それが終わる時というのは極楽浄土へ行けたという事になる。
念仏が流行した時代というのはきっとどんな人たちも苦難ばかりの時代だったのだろう。死を迎えて苦難が終わるその安堵感を想像できる。
これからの人生はさらに苦難しかないと思っている。幸せを掴み取ろうとも思わない。掴もうとすると反って苦難に陥ると思考してしまう。
念仏、もしかしたら今自分を慰めてくれるものかもしれない。ブックオフで何かそのような事を書いた学術書を探してみようか。
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