最近思うようになっていることがある、それは過ぎ去った時間の長さだ。
人間が生きている世界は実は四次元と言われているらしい。つまり縦・横・高さ、そして時間だ。
時間は絶えず経過しているが、その進み方に歪みがあったりするのかは勉強したことがなくわからないが、人生と照らし合わせると歪みはあるような気がする。
例えばうまくいっている時は時の流れは早く感じて、うまくいっていない時は遅く感じるとか。
自分は10年ほど前の病気の悪化で一部の記憶が無くなった。なので今も脳内で憶えているイメージがなんだか時間軸でおかしくなっている。15年前の事をつい最近のように感じたり、最近あったことが20年前にも存在していた感覚になる。
これは脳の障害でもあるのだろうが、ここ10年間は世捨て人として生きているので外部からの刺激や出来事が無いせいもあると思われる。
そんな様子だが余裕をかましているような自分はいたりする。人生は有限で自分も歳を取ってしまっているのにだ。
自分は何もできなかったといった観念より、もう何もしなくてよいという安堵感が強いせいか、残りの人生は死を迎えることだけとそんな様子になっている。
これはつまり絶望なのだろうか?それとも己を知って受け入れたということか?
人生の進み具合がその時がどんよりとしてしまった。もしかしから時間という概念に人生の出来事を加えると皆同じように同じ速度で進んででいないのかもしれない。
希望の時間、現状維持の時間、絶望の時間、それぞれは同じ速さなのか??
いずれ死を迎える。お疲れ様だ。ほっとすると思う。いつ来るかわからないがいつか来る。それが楽しみで仕方がない。ただ自殺はしないが。
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