Right and Wide

シンガー・ソング・ライター田中正浩の素顔

文化的で楽しい社会に

2017年09月28日 | 記事

♪そっと植えよう一粒の望み託した夢の種―9月20日、第1回南山城労働学校の開校式で歌われた校歌を作詞・作曲しました(「南山城労働学校校歌」でYouTubeにアップ)。
受講生が労働組合などで活躍する期待、多くの犠牲の上に作られた憲法を守る決意、マルクスやエンゲルス、戦前に南山城地域で労働学校を行った山本宣治(労農党代議士)への敬意を盛り込んだ歌詞を躍動感のある旋律に乗せました。
中学校でギターを手にし、高校時代はバンドで自作曲を演奏。京都教育大学のうたごえサークル「いぶき」で指揮者も務めました。
中学校の数学教師として教べんをとるかたわら、担任クラスの卒業時などで創作曲を披露するとともに、宇治久世教組の役員(現在・副委員長)として参加した集会などの印象を曲にまとめてきました。作品はのべ300曲。半数をCD7枚に収録しています。
2011年、組合仲間とうたごえサークル「グッデイ」を結成。民主団体の取り組みにも出演しています。
「憲法擁護など重大な局面を迎えていますが、私たちは文化的で楽しい社会を築くために活動していることを明るくうたごえで示したい」
(「京都民報」10/1)


南山城労働学校の取材に来ていた「京都民報」の平山記者が「校歌」に感動し、僕のことを書いてくれました。平山さんも音楽が好きということで意気投合。僕のディスコグラフィーからオリジナルソングを何曲か紹介したところ、5枚目のアルバムに収録した「真実の歌Part2~傘じゃない~」を聞いて「これいいですね~。今の情勢にぴったり!」と気に入ってくれて、最後の貴重な1枚(売れ残り)を買って下さいました。
記事には「え~っと、そんなことしゃべってないけど~?」というところも若干ありますが(例:高校でバンドはやってません。)2時間以上にわたった取材を上手にまとめたところはさすがプロの新聞記者ですね。


南山城労働学校「開校式」で「校歌」を歌うグッデイ。


第1回南山城労働学校の講師はフリージャーナリストの西谷文和さんでした。

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続・続・続・生保レディとの対話

2017年09月18日 | 記事

このシリーズも4回目。そろそろ「続」を前に付けるのも限界かなと思いつつ…。

「先生、先日は台風で休校でしたね。」
「たまには休校もええんちゃうか。体育大会も無事に終わって、先生も生徒もホッと一息できて。」
「小学校は給食キャンセルですよね。食材とか、どうするんですか?捨てるんですか?」
「中学校はお弁当やから、そんな心配はいらんけどな。どうするんかな。」
「もったいないですよね。貧しい国の人に贈るとか。」
「送料が高くつくから難しいのと違うか。けど、食糧問題は何とかしないとね。」

「そういえば北朝鮮がまたミサイル発射しましたね。」
「自国民が飢えているというのに、何をしてるんかな!」
「怖いですね。」
「イヤイヤ、あれは本気で日本を攻撃しようとしてるわけじゃないから…。それにしてもけしからんヤツやな。ミサイル1発でいったいいくらすると思う?」
「さあー?分かりませんけど、きっとめっちゃ高いんでしょうね。いくらですか?」
「僕も知らんけど(笑)、めちゃ高いのは確かや。その金があれば北朝鮮の国民のためにいろいろできるはず。でも、同じことは日本にも言えるんやな。」
「えっ、そうなんですか?」
「政府はそれっチャンスとばかりに軍事費をまた上げようとしているんや。」
「ミサイルを撃ち落とす?」
「迎撃やな。パトリオットミサイル。それだけやないで。『イージス・アショア』とかオスプレイとか」

「よく墜ちるやつ!」
「そう、北朝鮮のミサイルよりよっぽど危ないよな。…それとか何やらかんやら5兆円以上も!兵器っちゅうのはメーカーがボロもうけするんや。朝鮮戦争の時に日本の軍需産業が潤ったけど、夢をもう一度と思ってる輩がおる。そういう輩が裏でシナリオ書いてキムさんに撃たしてるという憶測も飛んでるな。トランプもアベもグルに違いないって。」
「なんか、安倍さんの都合が悪くなったらミサイル飛んできますよねー。」

「安倍政権になってから多いよね。特に最近支持率下がってきてから、やけに多くね?だいたい、兵器作ってる大企業は安倍さんのお友達で、いっぱい献金もらってるんや。政府に兵器を買ってもらった利益がぐるっと回ってあいつらの懐に入る。加計学園とかと同じ構図や。」
 
「もっと他のことに税金使ってほしいですよね。」
「その通り!教育の無償化とか、福祉の充実、僕らの給料も上げてほしいしね。いくら軍事費増やしてもミサイルは防げないし、それどころかますます戦争の危険性が高まると思わへんか?」

「そうですね。話し合いで解決してほしいです。」
「それはそうと、入籍はいつだっけ?」
「来年の2月頃です」
「いい人が見つかってよかったね。これからいろいろあると思うけど、何事も話し合いで解決しなあかんよ。」

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