耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

電子マネー

2016年10月03日 10時08分25秒 | 世相今昔
 鉄道の改札口の自動化が、とみに進んでいる。

 昔のように、木製の枠の改札口に駅員が居て、
切符に鋏を入れる姿はもう見れない。乗降客の多い
国電の改札では、鋏をチャカチャカと眼にも止まら
ないような早さで操る姿が印象的だった。
 通勤客は定期券を見せて通るので、見落としを狙う
不正もやり安かった⁉

 いつの間にか厚紙の切符が薄くなり、裏に磁気印刷が
施され、それ用の自動改札機が増えて、改札口が無人化
されてしまった。
 こうなると、機械の目を誤魔化すことは難しいが、逆に
融通が利かず、味気無く成ってしまった。

 最近は、SUICAのような電子マネーが普及して、
首都圏の改札口は、殆んどがIC ガード専用に成っている。
 切符を買う乗客用の改札口は、僅かしかない。

 便利なような不便なような風景である。


 更に、コンビニのように、街中でこのIC カードが使える
所が増えている。
 小銭の支払いはこれを使い、まとまった金額にはクレジット
カードを使い、定期的な入出金を自動振込にすれば、まさに
キャッシュレスで生活出来る。

 一時期は、テレホンカードのようなプリペイドが跋扈したが、
最近はあまり見かけない。

 そう言えば高速道路の出入りも自動化が進み、ETC専用口
の方が多いIC もある。


 まさに電子マネーの社会に成ってしまった 。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿