耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

高齢者講習

2020年08月16日 13時29分19秒 | 世相今昔

 70歳を過ぎて運転免許の更新を希望する場合は、

必ず高齢者講習を受講する必要がある。

 2017年72歳の免許更新時には、2時間の

高齢者講習を受けた。ビデオを見せられた後、器材を

使って、動体視力、夜間視力及び視野を測定し、

教習所内を運転させられて、一旦停止の見逃し以外には

問題が無かったので、免許更新手続きが出来た。

 

 3年後、75歳になってから又、免許更新の時期に

案内の葉書が来た。今度は認知機能検査の受検と

高齢者講習の受講の二つが必要になった。

 誕生日前に認知機能検査を受けるため、市川中央

自動車教習所に延々と電話をかけ続け、やっと予約を

取ったのが、4月16日。ところが、4月15日に、

「コロナのせいで4月16日から教習所が閉鎖」との

電話が来た。後のことは免許センターに連絡して聞け、

と言う。更に運転免許の有効期限は、警察署で延期

手続きをしろ、とのこと。期限延長手続きして待って

いたら、自動車教習所から電話が来て、やっと認知

機能検査を6月12日に受けることになった。

 

 認知機能検査では、記憶力・判断力を判定される。

http://www.zensiren.or.jp/kourei/what/what.html#what01

 

 今日は何日か?とか、時計の絵を描け、と言うのは

誰でも出来るが、何枚かのイラストを見せられて、

あとから思い出させると言うテストは、慣れないと

難しいかもしれない。

 

 76点以上は合格、50点以上は補講、その下は

病院行きを進められるとのことだったが、私は、

16枚のイラストの内1枚だけ思い出せなくて、

100点満点の98点で、認知機能検査は無事

合格した。

 次は、高齢者講習である。コロナのせいか、

一組5人と、少人数だった。これは、72歳の

時と全く同じだった。視力、夜間視力、視野検査、

教習所内の実車運転も同じルートだったから、

スムーズにいった。

 3年前の時は、この一旦停止を見落としして、

注意されたんですよ、なんて軽口が出るほどだった。

 約2時間で無事終了したが、送迎のマイクロ

バスが1時間に1本だから、結局4時間以上

かかってしまった。

 免許証の交付は、予約なしで運転免許センター

に出向いた。朝8時にはつくように出かけたが、

湾岸道路の浜田交差点から渋滞が始まり、「免許

センター」の信号から300mほどの右折の入り口

まで、約30分かかってしまった。

 

運転免許センターの門を抜けたのは8時半だったが

既に駐車場は満車で、構内の検定用のコースの路上に

停めさせられた。

 高齢者講習が終わっているから、印紙を買って

申込書を書き、写真を撮影するだけだが、延々と

待たされて、結局2時間ほどかかってしまった。

係員に聞くとコロナの影響と言うより、この時期は

いつも時間がかかるとのこと。

 

 やっと手渡された新しい免許証を見たら、なんと

ゴールド!

 

 生まれて初めてゴールド免許を手にした。といっても

高齢者だから、次の更新は3年後。

また、認知機能検査と高齢者講習とに時間を取られる

ことになるだろう!

 

     猛暑なり言わずもがなを言う愚か 蛙蝉

 

 



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
免許更新 (木村@E棟 )
2020-09-22 16:42:42
自分はもっと手前357沿いで進み
反対側から入庫しますよ。

同じく8時前には到着するように
向かいます。
幸いゴールドなので自分は30分の講習
10時半には新しい免許受け取って
帰宅しています。
次回もゴールドだといいですね!
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