鎌倉:青蓮寺くさり大師ご開帳
(家族散策)
2009年8月16日(日)
朝から蒸し暑い.
何となく,ボンヤリとしながら,パソコンに向かっていると,鎌倉市内に住む長女一家が,突然,来訪する.
「・・今日は,青蓮寺のくさり大師がご開帳よ・・・一緒に参拝しない?」
とのこと.
ああ,今日がご開帳だったのか!
娘一家が可愛い孫娘を連れてきている.ならば,多少暑くても,お参りに行くかと決心する.そこで,娘一家3人,家内と私,合計5人が,娘が運転する車に乗って,出かける.
我が家を出て,5分ほどで青蓮寺に到着する.ご開帳とあって,平素に比較すると,随分沢山の参拝客が訪れている.クラブツーリズムの団体も訪れている.
まずは,境内を一回りする.
御大師様の像の他に,いくつもの像が安置されている.仏像に詳しい娘がいろいろと説明するが,すべて頭から抜けてしまう.
一番上の写真は,ご本尊の「くさり大師」.木造である.座像の両足の関節がくさりのような細工のため自在に動かせるようになっているというが(鎌倉商工会議所(編),2009,p.87),法衣をまとっているので拝見することはできない.国重文である.
本堂に入る.
仏壇を時計回りに参拝する.まず,正面左手に立派な不動明王の像がある.そして,正面には,「くさり大師像」が安置されている(一番上の写真参照).
本堂を一回りしてから,再び境内を散策する.庭の奥の方には,江戸時代に立てられた「えのしま道」の道標がある.
青蓮寺は高野山真言宗.山号は飯盛(ハンジョウ)山.空海上人(弘法大師)が開山した寺である.空海が,819年(弘仁十年),青蓮寺の裏山で護摩の秘法を修行したとき,天女があらわれて力を貸してくれた.無事修行を終えたとき,天女は1粒の仏舎利を空海に託して姿を消した.その仏舎利を密教の法具に収めて,池に収めて,翌朝目が覚めると蓮華の花が咲きそろっていた(以上,鎌倉商工会議所(編),2009,pp.86-87).
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帰途,某ファミリーレストランで,軽く昼食.最近,少し偉くなった娘婿のおごりである.おごりとは嬉しい限りである.
(おわり)
[引用文献]
鎌倉商工会議所(編),2009,『改訂版鎌倉観光文化検定公式テキストブック』かまくら春秋社
[加除修正]
2017/6/18 一部写真を削除.
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