中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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浅間連峰周遊:第3日目(2):紅葉の高峯温泉と水ノ塔

2013年10月23日 11時18分09秒 | 関東・伊豆箱根・上信越

                       <展望台から見た赤ゾレ>

    浅間連峰周遊:第3日目(2):紅葉の高峯温泉と水ノ塔
            (丹沢塔ノ岳常連)
        2013年10月8日(火)~10日(木)

第3日目;2013年10月10日(木)(つづき)  

<ルート地図>


※前掲地図

<高峯山山頂から高峰温泉へ>

■下山開始;小学生とすれ違う
 高峯山山頂での休憩を終えて,10時17分,山頂を出発する.暫くの間は往路をそのまま戻る.
 復路でも途中で動物臭が漂っている.この辺りはクマの生息地である.これまで,何回か1人でこの辺りを散策しているが,その度に,クマとかちあわせしないかと,ビクビクである.でも,今日は大勢なので,クマの心配は全くないので気楽である.
 10時37分,突然,沢山の小学生とすれ違う.子供達は,元気よく,
 「こんにちは…」
と私たちに挨拶する.皆,ハキハキしていて気持ちが良い.
 「どこの小学校…?」
と聞くと,大きな声で,
 「○○小学校です.」
という答えが返ってくる.
 ○○小学校は,小諸市内にある小学校である.私の母校でもある.親近感が湧く.
 「そうか…○○小学校か.オジイちやんも,○○小学校出身だよ…」

<可愛い小学生とすれ違う>

■再び粒ヶ平へ
 10時42分,粒ヶ平に戻る.
 ここで,数分間,立ち休憩を取った後,10時45分,Y字型の分岐を進行方向左手の道に入る.ここの道標には「高峯温泉口へ20分」と書いてある.
 登山道は,直ぐに九十九折りで,やや傾斜が急な下り坂になる.先頭は破砕果物さんこと,TOさん.OTさんは実に快調に飛ばす.私はOTさんのすぐ後ろを歩いているが,付いていくのが精一杯である.

<粒ヶ平分岐>

紅葉が美しい
 下山途中で,ときどき見事に紅葉した木々と出くわす.その都度,立ち止まって,デジカメに修める.
 その都度,先頭を行くOTさんに追いつくのが大変になる.
 暫くの間,ジグザグの下り坂が連続する.

<紅葉を眺めながら下山し続ける>

自動車道路に合流
 暫くの間,やや急な下り坂を下り続け,11時01分に,高峰温泉に通じる自動車道に合流する.クマササをかき分けるようにして,自動車道に飛び降りる.ただ自動車道と言っても,未舗装の砂利道である.
 ここが高峰温泉登山口である.

<自動車道路に飛び出る>

■高峯温泉
 自動車道路を道なりに歩く.ときどき自動車が通過する.道路は殆ど平だ.
 路傍には,端か葉か良く分からないが,白い花のようなこものが,どうやら見頃である.道路は左へカーブする.
 11時06分.自動車道の左手にある高峯温泉に到着する.粒ヶ平からの所要時間は24分.ここの標準時間は25分なので,ほぼ標準時間で歩いていたことになる.
 高峰温泉は,正真正銘の温泉だと聞いているが,私はいつもこの温泉の前を通過するだけで,まだ入浴したことがない.地元出身なのに,入浴の経験がないとは…ちょっと残念!
 
<白い葉(花?)の植物>                       <高峰温泉>

<水の塔山の展望台へ>

■水の塔山・篭の塔山登山口
 11時07分,高峯温泉前の水の塔・篭の塔山登山口から,登山道に入る.
 今日は,水の塔山登山道の途中にある展望台まで登って,そこで昼食を摂った後,また往路を下山して,この登山口に戻るつもりである.
 登山道に入ると,少し急な登り坂になる.
 ここは国立公園内.さすがに国立公園だけあって,登山道の整備は行き届いている.かなり急な登り坂だが,ずいぶんと歩き易い.

<水の塔山・篭の塔山登山口>

次第に雲が湧き出す
 今朝方の上空は素晴らしい青空だったが,日が高くなるにつれて,次第に雲が湧いてくる.進行方向左手の谷間から,黒い雲が次から次へと湧き上がってくる.
 日が陰ると,少々寒くなり出す.

<谷間から雲が湧く>

展望台で昼食
 11時43分,登山道の途中で,展望の良い所に到着する.
 ここで少々早めの昼食を摂ることにする.タップリと時間があるので,まずは,展望台の直ぐしたにあるコルまで降りてみる.
 コルからは赤ゾレのカールや,山麓を走る自動車道路が良く見えている.
 コルの風景を5~6分楽しんだ後,ゆっくりと昼食を楽しむ.

<展望台近くのコル>

<高峯温泉経由で高峰高原ホテルへ>

■高峰温泉へ下山
 昼食を終えて,12時頃,下山開始.
 上りでは多少長く感じた坂道も,下りは呆気ないほど短く感じる.先頭を行くOTさんは,下り坂になると,相変わらず速い,
 12時17分,高峯温泉登山口へ下山する.
 まだ,十分に時間があるので,高峯温泉に立ち寄って,天然の温泉を経験してみたくなる.それとなく,みなさんに,
 「ここは天然の温泉ですよ…」
とお誘いしてみるが,誰も関心を示さない.それもその筈,私たちは高峰高原ホテルの宿泊客である.ホテルへ戻れば,無料でホテルのお風呂に入れるから…
 
<もうすぐ高峰温泉>                           <高峰温泉前で立ち休憩>

散策路を車坂峠へ
 高峰温泉から車坂峠までは,砂利道を歩く.ときどき,自家用車が通過する.
 この辺りはスキー場である.何本かリフトのロープが見えている.前方には浅間第2外輪山の
山裾が見えている.昨日の烈風が嘘のように穏やかな風景である.
 山麓には,沢山の建物や駐車場が見える.建物群は以前に比較すると大分増えたような気がする.
 初夏の頃,この辺りを訪れると,沢山の高山植物が咲いているが,今の時期は,もう花は殆ど見当たらないが,高源の清々しさに心が和む.
 
<高峰高原散策>                                                           <リフトの下を通過する>

■オシャレなお店
 12時42分,車坂峠近くで開店しているお店がある.
 “何時頃から,このお店あったかな…”
 …ま,とにかく,なかなかオシャレな雰囲気である.その雰囲気に誘われて,何となく立ち寄って見る.
 店先では,感じの良いお兄さんが,地元産の野菜類を売っている.
 何という種類のトマトか分からないが,とても甘くて美味しいミニトマトを試食させて貰う.余りに美味しいので両手の平に山盛りになる程のトマトを衝動買いする.同行のお一人も,ここで衝動買いする,
 
<車坂峠近くのオシャレな店>                       <店先で衝動買い>

■店内を散策
 時間がまだあるので,店内に入ってみる.
 入口から向かって右側はレストランになっている.ショーケースにはカレー,アイスクリームなど何種類かのサンプルが飾られている.数名の若い方々がレストランで寛いでいる.
 私はアイスクリームにちょっと惹かれるが,まあ,止めておく.
 レストランと反対側には,地産の食品や衣類が並んでいる.店内を一回りするが,何も買わずに店の外へ出る.

<店内を一回り>

高峰高原ホテルに戻る
 12時55分頃,オシャレなお店を出る.
 このお店から,ほんの100メートルほど坂道を登ると車坂峠である.
 予定の散策を無事終えて,13時頃,高峰高原ホテルに戻る.
                                      (つづく)

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