中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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樹氷を堪能したが疲労困憊の丹沢;塔ノ岳(2018年3回目)写真集

2018年02月06日 07時21分55秒 | 丹沢の山旅

       樹氷を堪能したが疲労困憊の丹沢;塔ノ岳(2018年3回目)写真集
                   (単独山行)
          2018年2月4日(日) 小雪後曇り後晴れ


本文
 ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/90ae61af9ead54596731273cf326c5a3

<塔ノ岳山頂;ライブカメラの映像>
 2018年2月6日(火) 6時30分頃のライブカメラから引用
 富士山に朝日が当たっている.今日の天気は良さそうである.まだ登山者の人影はなさそうである.相変わらず寒そうだ.

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<写真集>

 2日前に投稿した本文では拾いきれなかった雪の写真を,記録のために追加投稿する.

▇堀山の尾根道
 堀山の尾根道辺りから霧が深くなる.粉雪が舞っている.
 多分,雲の中に入ったんだろう.
 ”今日は堀山の家までにして下山しようかな…”
と思いながら,ユックリと歩く.


▇花立山
 やっとの思いで花立階段を登る.
 花立山荘まで登ったら,
 ”序でだから,もう少し登ってみようかな…”
と思う.
 花立山から先は正真正銘の冬山だった.
 雲の中を歩いているので,すぐ近くの鍋割山稜も全く見えない.


▇馬の背付近
 花立山まで登った先は,樹氷が見事な別世界になる.
 樹氷があまりに綺麗なので,写真を撮りっぱなしである.そのため歩く方は遅々として進まない.
 ”ちょっとで良いから,霧が晴れて青空にならないかな…”
と期待したが残念.


▇馬の背付近
 霧がますます濃くなる.
 幻想的な世界が広がる.
 ”ここまで来たら,もう山頂まで行くぞ…”


▇雪に埋もれた尾根道
 馬の背手前の馬の背.雪に埋もれた尾根道が続く.
 霧がますます深くなり,辺りは何となく薄暗い.
 この先,ちょっとした岩稜を下って,短い階段を下ると,金冷シも間近だ.


▇馬の背のやせ尾根
 馬の背のやせ尾根.
 この先にある階段を登ると金冷シだ.山頂も近いぞ.
 やせ尾根の手前で,下山してくるチャンピョンとすれ違う.
 「やあ,FHさんですね…」
と何時ものように私に話しかける.


▇金冷シからの階段道を登る
 金冷シを過ぎて最初の階段道を登る.
 階段はほぼ完全に雪に埋まっている.雪道を上ってきたためか,何時もより余計に疲労感がある.でも,もう少しで塔ノ岳山頂だ.
 次から次へと若い人に追い抜かれながら,バカみたいに登り続ける.
 ”いい年をして,何時までこんな子としているんだと”
と自嘲気味である.


塔ノ岳山頂
 3時間半を越えるほどの時間を掛けて登ったのに,山頂はこんな状態.視界は全く利かない.真っ黒な雲が上空を覆っている.
 丹沢山の方へ少し行けば素晴らしい樹氷が見られるかも知れないが,余りに寒いし,雪が深いので,行く気になれない.
 山頂に数分居ただけですぐに下山開始.
 ”この軟弱者!”
と私の体内に巣くっているもう1人の私が,私を叱咤する.


▇塔ノ岳山頂
 山頂から降りようとしてビックリする.
 なんと,大倉尾根が見下ろせる.まるで奇跡が起きたようである.
 濃い霧の中,大倉尾根沿いにトンネルができているような感じである.大倉尾根だけが見えるという不思議な情景である.
 もちろん,私は立ち止まって随分と沢山の写真を撮る.


▇花立山
 花立山付近まで下山すると,雲の下に出たのか,急に視界が開ける.
 上空にはまだ黒い雲が覆い被さっている.
 でも,下界では相模湾が太陽を反射して鈍く光っている.
 ”これ,絶対,絵にするぞ!”

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2018年2月4日(月)

 月1回の定期検診を受けるために,近くのクリニックを訪れる.
 数ヶ月に1回,定期的に行っている血液検査の結果を頂戴する.
 プライベートなことなので具体的数値は伏せるが,コレステロール,中性脂肪などは正常値である.これで一安心.
 ただ,クレアチニンが正常範囲をちょっと超えている.
 医師曰く,山登りなど筋肉をよく使う人は,クレアチニンの値がちょっと多めに出ても問題ないと私を慰める.
 ”そんなものか…”
 私,納得.
 いずれにしても,この年になっても何とか健康で過ごせるのも,塔ノ岳のお陰だと思っている.
 私にとって,塔ノ岳は,正に,
 ”塔ノ岳様々…”
の存在である.
                               (おわり)
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「丹沢の山旅」の次回の記事
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