中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
最初に左下の“カテゴリー”を選んで,クリックして下さい.

鎌倉:天神山・鎌倉山・稲村ヶ崎社寺史跡巡り(1)

2009年03月09日 21時15分43秒 | 鎌倉あれこれ

                    <天神山の石碑>

     鎌倉:天神山・鎌倉山・稲村ヶ崎社寺史跡巡り(1)
          (山旅スクール第5期有志)
           2009年3月7日(土) 

      ****************************

 2009年3月7日(土).この所,雨の日ばかりが続いていたが,今日だけは晴である.私は,山旅スクール第5期の同窓生の依頼で,鎌倉の案内をすることになった.1人では心許ないので,浄明寺在住の山友達,仙人を呼び出した.
 JR大船駅から歩きだす.天神山,上町屋,深沢,手広,鎌倉山を経由して,稲村ヶ崎まで,ブラブラ歩きを楽しんだ.途中,北野天神,泉光院,天満宮,州崎古戦場,泣塔,肉弾三勇士碑,鎌倉山神社,日蓮袈裟懸松,稲村ヶ崎,十一人塚などの社寺,史跡を見学した.
 多少雲が多めだったが,終日晴.暑くも寒くもない絶好のハイキング日和だった.
     *****************************

<ハイキング地図>



<プロフィールマップ>


                         水平歩行距離   :11.6km
                              累積登攀下降高度 :288m

■大船駅から天神山へ

 本当に雨ばかりの1週間である.今日は漸く天気が持ち直して,太陽が久々に顔を出す.
 今日は,山旅スクール5期のIさん,ノシイカさん,カモメさん,それに単独登山愛好家のGさん,鎌倉の仙人と私,合計6名.男性2人,女性4人である.
 10時に大船駅南口に集合.10時12分に大船駅から歩き出す.
 人混みを避けて,柏尾川沿いに南西に進む.塩釜神社前を通過して,大船フラワーセンター脇の小さな橋を渡って,一旦柏尾川の右岸に渡り,続いて東海道本線上の陸橋を渡り返して,また,左岸に渡る.大船江ノ島線のバス道路を横断する.そして,山崎住宅地の中を通るクネクネ道を辿り,天神山山麓に到着する.
 妙法寺近くの登山口から天神山に登る.ほどなく,天神山山頂の北野神社に到着する.天神山の土塁は,天神山の山城跡だと言われている.お社の後に廻って,土塁らしい場所を一回りしてみる.
 成り行きで,天神山の尾根沿いに,少しばかり中に入ってみる.そこには,四国八十八箇所巡りらしい沢山の石碑が散乱している.素人の私には,全く見当も付かないことだが,石碑の状態から見て,大正から昭和初期に造られたもののような気がしてならない.もっともそう思うと言うだけで,確たる根拠があるわけではない.ただ,何となくである.

                <天神山山頂にある北野神社>

■上町屋の社寺を訪れる
 天神山を下りて,頼朝の隠し湯があったところと思われる場所の脇を通過する.そして,三菱電機鎌倉製作所の敷地に沿う路地を通り抜けて,上町屋の集落の中に入る.ここはクネクネとした細い道が入り組んでいて,分かりにくい所だが,畠の中の細い道を歩いて,泉光院に到着する.泉光院については,このブログで既に説明済みである.
 境内のお大師様の立像を拝んでから,再び上町屋の路地を歩いて,直ぐ近くにある天満宮を参拝する.ここの境内はそれ程広くはないが,鎮守の森の中に立派な社殿が建っている.境内に入ると,何となく気分が落ち着いてくる.

                    <鎌倉上町屋の泉光院>


                    <鎌倉上町屋の天満宮>

■州崎古戦場と泣塔
 上町屋を抜けて,深沢の運動広場に到着する.丁度,11時55分である.一同が,あちこち丁寧に覗いているので,予想よりも随分と時間が掛かっている.予定を変更して,運動広場で昼食を摂ろうかと思ったが,丁度土曜日とあって,沢山の子ども達が集まって,野球をしている.とても落ち着いて食事をする雰囲気ではない.
 私達,金網に囲まれた泣塔を,金網の外から眺めてから,運動広場を出る.私は,乏しい知識を絞り出して,
 「・・・この辺りは州崎古戦場って言われている所ですよ・・・」
と皆さんに説明する.
 道路を渡って,総菜屋の前を通過しようとする.美味しいそうな匂いが漂ってくる.ノシイカさんが,何やら注文する.注文品が揚げられるまで,5分ほど待つ.その後,深沢の商店街を通過して,藤沢鎌倉道路に出る.
 
        <切通を登る>                  <高台の広場で昼食>
               ※プライバシー保護のため画素数を落とした.

■高台の広場で昼食
 水路に沿って畠の中の道を西に歩く.この川の畦には,シーズンになると,沢山の彼岸花が咲く.
 やがて,畠中の道は道幅の狭い舗装道路に突き当たる.江ノ島古道である.私が折角,
 「・・・ここが江ノ島古道だよ・・・」
と一同に説明するが.聞いている方は上の空.張り合いのないこと・・・少し鎌倉の歴史でも勉強すれば,ハイキングの楽しさが倍増するのになあ~と,私は心の中で思っている.
 こんな状態で青蓮寺を訪れても仕方がないなと思う.そこで,青蓮寺は省略.墓地の並ぶ切通を登って,手広の台地に出る.ここには,もと畠だったと思われる広場がある.この広場は私有地に違いないので,広場の片隅を使わせて頂き,ひっそりと食事をするつもりである.
 ところが,そんなことに一向無頓着な一部の方が,畠の所有者の家から丸見えの所まで入り込み,大声を上げる.
 今度ここを訪れたときには「立入禁止」の看板が立っているのではないかと心配になる.
                              (つづく)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/fee39036fd30f0af561ae26abca9d326
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/9e22999c20589e01e51f2959333371e7



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。