中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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北アルプス:白馬岳・唐松岳・五竜岳縦走(3)

2006年09月09日 10時36分13秒 | 北アルプス

      北アルプス:白馬岳・唐松岳・五竜岳縦走(3)
        (山旅スクール挑戦コース)

        2006年8月6日(日)~9日(水)

第2日目:2006年8月6日(月)

■行程:白馬尻から白馬岳経由天狗山荘
■プロフールマップ 

         <プロフィールマップ:8月6日>

■登山概況
 第2日目は,早朝3時38分に起床する。
 ストレッチ後,薄暮の4時38分に白馬尻山荘を出発する。今日の予定は白馬岳登頂後,杓子岳,鑓ヶ岳を経由して天狗山荘まで行く長距離山行である。今回の長旅は,クラブツーリズム主催の山行では初めての例だといわれている。
 4時57分に大雪渓入口(1640m)に到着する。ここで,安全のために全員が4本または6本爪の軽アイゼンを装着する。大雪渓は危険だということで,前方を注意しながら慎重に登る。6時45分に大雪渓出口(2095m)に到着,ここでアイゼンを外す。
 8時01分に小雪渓入口に到着する。そして,8時09分に小雪渓を通過する。好天気に恵まれている。広いカールの上に紫色がかった深い青空が広がっている。

           <雪渓を遡る>
 10時16分に村営白馬山荘に到着する。ここで小休止。
 再び歩き始めて,10時46分に白馬山荘に到着する。リュックを山荘に置いて,希望者だけ白馬岳山頂を目指す。いつの間にか頂上付近は霧に被われてしまい,肝心の眺望が利かない。
 10時46分に白馬岳山頂に到着する。山頂で10分ほど休憩を取り,再び白馬山荘に戻る。
 11時22分,白馬山荘を出発。11時47分に丸山(2768m)を通過する。なだらかな尾根道をのんびりと進む。杓子岳付近で,山頂を踏んでから先へ進むグループと,トラバース道を進むグループの2班に分かれて進む。flower-hillは,折角の機会なので山頂を踏むグループに加わる。礫岩が連なるガレた急坂を登り詰めると杓子岳山頂に到着する。草木は全くない。山頂沿いの尾根道を進むとやがて急な下り坂になる。この下り坂を下りきるとトラバース道に合流する。

         <登山道近くのコマクサ>
 15時00分,鞍部(2685m)を通過する。ここから標高差170m余りの登り坂を登り切ると,鑓ヶ岳山頂直下を通過する。ここから,100mほど下ると,鑓温泉への分岐点に到着する。もう一度,小高い丘を通り越して,数十m下って,15時37分,天狗山荘に到着する。 山荘付近には霧が立ち込めていて眺望がきかない。
 18時00分より夕食。
 20時頃,就寝。

[第1日目のデータ]
●登攀高度

 白馬尻小屋       1550m
 白馬岳         2952m
         (標高差1402m) (a)
 白馬岳・杓子岳間鞍部  2605m
 杓子岳山頂       2812m
         (標高差 207m) (b)
 杓子岳鞍部       2685m
 鑓ヶ岳山頂直下     2860m
         (標高差 175m) (c)
 鑓温泉分岐       2745m
 天狗山荘手前      2780m
         (標高差 35m) (d)
 登攀合計高度((a)+(b)+(c)+(d))
            =1819m

●下降高度
 白馬岳         2932m
 丸山杓子岳間鞍部    2605m
         (標高差 327m) (e)
 鑓ヶ岳山頂直下     2860m
 鑓温泉分岐       2245m
         (高度差 645m) (f)
 天狗山荘手前      2780m
 天狗山荘        2720m
         (高度差 60m)  (g)
 下降合計高度((e)+(f)+(g)))
            =1032m
                                     (つづく)
 



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