中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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天城山縦走(8)初冬の天城山縦走(3)

2006年12月28日 04時31分00秒 | 関東・伊豆箱根・上信越

         こぼれ日と日だまりの散歩道

     天城山縦走(8) 初冬の天城山縦走(3)

           湘南カラビナ隊忘年会
        2006年12月18日(月)~19日(火)

<初冬の天城山縦走(3)>


■小岳を出発
 12時09分に小岳を出発する。小岳から北東の方向に標高差で30メートルほど下り,12時16分に片瀬峠を通過する。ここから再び登り坂になり,登山道はほぼ東の方向に向きを変える。そして,12時32分に万三郎岳山頂(1425m)に到着する。早速,記念写真を取り合う。

          <万三郎岳山頂>
 山頂からの眺望は殆どないが,ここは伊豆の最高峰である。ここで暫く留まって伊豆の感慨に浸る。
 12時42分に万三郎岳山頂を出発する。

■展望岩塊で休憩
 ブナ林の中,緩やかな下り勾配を東方向へ下り始める。登山道の周囲には,シャクナゲとブナの林が続く。大きく東南東に向きを変えて,鞍部を通過すると,東向きのなだらかな登り坂になる。やがてアゼビの群生地を通過する。アゼビがトンネルのように登山道を被っている。なだらかで幅広い稜線に沿って丘を越え,少し下って石楠立(1350m)を通過する。すぐに鞍部(1260m)に達する。そこから20メートルほど,やや急な登り坂を登り返す。すると目の前に大きな岩塊(1280m)が現れる。14時32分である。
 GLの指示により,この岩塊で小休止。岩塊に登ってみると,素晴らしい見晴らしである。先ほど通り過ぎた万三郎岳と小岳が連なっているのが手に取るように見渡せる。伸びやかな伊豆の山並みは,やっぱり良いなとつくづく思う。

           <岩塊からの眺望>
 ただ,空には雲が多く,富士山は,ときどき薄ボンヤリと一部が見えるだけで,ほとんど姿を見せない。

■万二郎岳山頂
 13時40分に岩塊を出発する。やや急坂を登り詰めると万二郎岳山頂(1315m)に到着する。山頂からの見晴らしは殆どない。数名の先客が,ベンチに座って,食事をしている。このコースで初めてであった登山者である。
 「どこから登ったんですか・・?」
と私達に話しかける。

         <万二郎岳山頂>
 山頂で記念写真を取り合う。そして,小休止した後,13時56分に山頂を出発する。

■天城高原ゴルフ場登山口へ到着
 万二郎岳山頂を13時56分に出発する。真北に向かう登山道をドンドンと下る。途中でドウタンツツジの群生地を通過する。泥濘で滑りやすい道が長々と続く。登山道が少し向きを変えて北北西に進む。そして,万三郎岳へ直登する登山道と合流する。ここで登山道は直角に曲がり,北東に向かうようになる。ブナに囲まれた素晴らしい散策路である。

          <素晴らしい散策路>
 登山道は,ほぼ水平になる。そして,14時51分に天城高原ゴルフ場に飛び出るように到着する。足下は泥だらけである。私は沢山残っている飲料水と,何時も持参している小さなタワシで,靴に付いている泥を,ザッと洗い流す。

■バスでJR伊東駅へ,そして解散
 伊東行のバスは,ゴルフ場のクラブハウス前から発車する。バス停の脇で,各自,足下の泥をふき取る。私は既に靴の泥は大方落としていたが,念を入れて,もう一度,タワシを出して丁寧に泥落としをする。そのときに,膝立の私製になったために,靴の泥がズボンのお尻にベッタリと付いてしまったらしい。それを見ていた口の悪いフクロウが,私のことを「落語に出てくる人みたいだ・・・」と言う。いっそのこと,flower-hillの名前を「空身亭泥亀」とでも改名しようか・・・
 定刻,15時30分発車の伊東行のバスに乗車する。私達以外には乗客は居ない。リゾート地らしいところを,いくつか通り過ぎる。その内に何となく眠くなる。そして,ふと目が覚めると,バスは伊東市内を走っている。
 16時25分に,JR伊東駅に到着する。
 ここで解散。
 次のグループ山行は,正月5日の丹沢大山新年山行である。
                          (つづく)



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