＜眼の病気のパンフレット；不注意で同じもの2冊移っている．お愛嬌＞
閑話休題：白内障顛末記(17):手術から1ヶ月経過；やっと仮免
２０１２年８月２４日（金）
2012年7月9日に右眼，7月23日に左目の白内障手術を受けてから，今日で，漸く1ヶ月が経過した．私は手術を受けた横浜伊勢佐木町の某眼科クリニックで，1ヶ月検診を受けた．
9時30分が予約時間である．私は遅刻しないように余裕時間を十分にとって，このクリニックを訪れた．ここは，白内障手術の専門クリニックだ．ここの患者の70％は，余所の眼科医からの紹介だという．
クリニックの待合室は患者で溢れている．もちろん患者の大半は，私と同じ年代の方々だ．
予約をしているとはいえ，結構待たされる．やがて，看護師に呼ばれて，いろいろな器機の前に座らせる．
「はい，ここに顎を載せて・・・額をピッタリ付けて・・・・」
何を測定しているか分からないが，中を覗き込むと円い同心円が一杯見える機械，一本道の向こうに赤い屋根の家が見える機械等々．
ついで，
「視力を測定します・・・こちらへどうぞ・・」
レンズを外したり追加したりで，
「どちらが良く見えますか？」
5メートルほど先に，一部が欠けた円が幾つも並んでいるパネルがある．
「これは・・・どっちが空いていますか？」
で，だんだんと小さな円に移っていく．そして遂に見えなくなる．どうやら右眼の方が小さな円まで見分けられるようだ．
「はい・・・結構です」
こちらから質問しない限り，どの程度見えているか積極的には教えてくれない．
「眼底検査をしますので，目薬を差します・・・今日は自動車や自転車に乗らないですね・・・」
と念を押される．
「はい，・・・では待合室で待っていてください．」
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再び30分ほど待たされる．居眠りをしていると．
「FHさん・・」
と突然呼び出される．
「中の待合室へ移動してください・・・」
言われるままに移動する．
また長い間待たされる．そして，やっと私の番になる．
対応していただいた医師は，初めてお目に掛かる女医さんである．例によってスクリーンに検査結果を映し出しながら，
「・・視力は右が1.2，左が0.9です．経過は順調です．これで当クリニックの治療は終わりです．9月に入ったら，掛かり付けの眼科医の診断を受けて下さい．」
「…で，目薬は後どの程度の期間，差していたら良いんでしょうか・・・」
「通常は，手術後3ヶ月から半年ですが，ホームドクターと相談して下さい．目薬が無くなったらホームドクターから，処方箋をもらって下さい・・・」
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これで本日の診断は終わりである．
正直なところ，ホッとする．自動車の運転免許証に例えるならば，今日でやっと仮免許証を頂戴したというところだろう．早速，明日，7月25日（土），仮免を持って塔ノ岳を往復しようと思う．
治療費の支払いにまた時間が掛かる．でも，このクリニックへ通うのも今日で終わりかと思うと，率直に嬉しい．
待合室で待っている間に，冒頭の「パンフレット」を頂戴する．主要な眼の病気の解説と治療法が簡潔に説明されている．これらのパンフレットを眺めている内に，自分がすべての病気に罹りそうな気がしてくる．
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すべてを終えて，クリニックの建物から外へ出る．
途端に猛烈な湿気と炎暑が襲ってくる．それにかんかん照りである．眼底検査のためにまだ瞳孔が開きっぱなしの私は，余りのまぶしさに辟易とする．眼をできるだけ細めるしか対処方法がない．
どこかに100円ショップがあったら，当座使用するサングラスを購入しようと思う．
幸いなことに，ほどなく100円ショップを見付ける・・・が，サングラスは置いていない．参った！
「まあ，ことのついでに，店内で暫くウロウロしていよう・・・」
ということで，店内をウロウロ．
その内に，冷凍庫に入れて水を凍らすことのできる水筒を発見．容量はざっと300～400ｃｃでカラビナも付いている．面白そうなので衝動買いをする．
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まあ，何だかんだのクリニック通いで，貴重な半日が潰れた．
んなら，明日の土曜日は天気が良さそうなので，塔ノ岳へ仮免運転で出掛けようかな．
でも，翌，日曜日，山仲間と三頭山に登ることになっている．2日間連続の山登りは，仮免の私には，ちょっときついかな．まあ，疲れを翌日まで持ち越さないように，注意して登れば，大丈夫かな？
私は迷っている．
「白内障顛末記」の前回の記事
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