＜小仏峠を登る：写真掲載承認済み＞
甲州道中四十四次(11)：第4回(1)：駒木野宿・小仏宿・小原宿[概要編]
（小田急トラベル）
２０１０年７月１３日（火） 小雨後曇
※シリーズ番号(8)から(10)は，第3回の記事が未完のため欠番．
これらの編集完了後，後日，このブログに収録する予定．
＜ルート地図＞
＜プロフィールマップ＞
＜天気予報は最悪だった＞
■ＪＲ高尾駅へ
今朝までの天気予報は，終日雨．最悪だった．
何時ものように4時頃起床，自宅の窓から空模様を眺めると，真っ黒な暗雲が立ちこめている．正直なところ，ドタキャンしてしまいたくなるような雲行きであった．しかし，ドタキャンしたのでは，折角，支払った参加費も無駄になってしまう．
私は，終日，雨の中を歩くことを覚悟して，集合時間に余裕を持って家を出発する． 今日はＪＲ高尾駅10時丁度に集合である．折から通勤時間帯に重なる．私は少しでも楽をしたいので，大船から根岸線，横浜線を経由して八王子へ出ることに決める．
大船から根岸線の電車に乗り込む．桜木町駅から八王子行の直通電車に乗るつもりなので，桜木町駅で途中下車する．ところが，通勤時間帯には桜木町発の直通電車がないことが分かる．仕方なく京浜東北線の電車で東神奈川駅へ．ここで横浜線の電車を1本待って，座席を確保．ところが何と，この電車，町田行．町田で次の電車に乗り換える．電車は大学生らしい学生で混雑している．ところが，この電車は途中の橋本止まり．また，次の電車に乗り換えて，やっと八王子に到着する．八王子から高尾行の電車に乗り換えて，9時08分にやっと，集合場所の高尾に到着する．
小雨が降っている．雨具を着て重装備の登山客が結構沢山居る．高尾山にでも登る方々だろうか．
まだ，集合時間にはたっぷり余裕がある．駅ビルの中にある喫茶店に入って，ホットコーヒーを賞味しながら，ユックリと時間を過ごす．私の近くの席に，私と同じツアーに参加する夫婦連れの方が座っている．
＜高尾駅ビル内の美味しいコーヒー＞
■ＪＲ高尾駅から歩き出す
9時30分過ぎにコーヒー店を出る．
駅の待合室前に，小田急トラベルのツアーリーダーが到着している．早速，参加手続きを済ませる．今日の参加者は何時もより少なくて13人．東海道五十三次以来の顔見知りの方々も，結構沢山居られる．
10時06分，例の気の抜けたようなかけ声で，
「エイッ，エイッ，オー，・・」
を叫んでから，高尾駅前を出発する．
今回のツアーの目玉は，小仏峠越えである．水平歩行距離10.9キロメートル，累積登攀高度509メートル，累積下降高度476メートルの旅がいよいよ始まる．また，今回は駒木野宿・小仏宿・小原宿の3宿を見学する予定である．
＜ＪＲ高尾駅前から歩き出す＞
（つづく）
「甲州道中」の前回の記事
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