<博物館の内部>
[復刻版]
ルアペフ山・タラナキ山登頂記:第6日目(4):ニュープリマス滞在(1)
(山旅スクール5期同窓生)
2006年1月27日(金)~2月4日(土)
第6日目;2006年2月1日(水)
博物館とスーパーマーケット
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<ルート地図>
↓ 拡大図
<ニュープリマスへ>
■ニュープリマスの郊外
私たちを乗せたバスはタスマン海沿いの道をニュープリマスに向けて走っている.その内に眠くなり,何時の間にかうたた寝をしてしまう.
14時23分,目が覚める.バスは,丁度,古い港の跡地の脇を通っている.そろそろ,本日の終点であるニュープリマスが近い.車窓両側には建物が増え始める.
ツアーリーダーのSさんがマイクを通じて,ニュープリマスの紹介を始める.
「・・・ニュープリマスは,人口6万5000人の町です.日本の三島市と姉妹都市です・・・・」
進行方向前方に,明日登るタラナキ山があるはずである.でも,今日は,タラナキ山の辺りは大きな入道雲で覆われているので,全く見えない.
やがてニュープリマス市内に入る.
低層の店が並び始める.私達のバスは,ニュープリマス一番の繁華街と並行する道を走っている.途中から2回左折する.
■ホテルに到着
14時34分,私達は,本日の宿泊所,ニュープリマスインターナショナルホテルに到着する.
バスを降りる.外気は28℃.少々暑い.
それほど大きなホテルではない.外観は平凡である.ロビーへ入る.Sさんから,今夜の部屋割りと明日の行動予定の説明がある.
ドッジさんとスケルトンさんが相部屋.
ドッジさんのご主人と酋長さんが相部屋.この部屋が,これから2日間のお酒嗜好の皆さんの貯まり部屋になるに違いない.
バーダーさんとフクロウさんが相部屋.
私はTさんと5階の相部屋.
部屋に入る.なかなか立派で広い部屋である.ただ,窓からの見通しは平凡な市街地が見えているだけで,余り良くない.
■明日の予定
明日は,タラナキ山登山である.
モーニングコールが4時30分.ボックスブレックファーストを各自食べる.
6時00分,バスで出発して登山口に向かう.
7時00分,歩き出し.
推定所要時間:上り 5時間,下り 3時間,合計8時間の予定である.
Sさんの説明を伺った後,一旦,部屋に入る.そして手荷物を確認する.私達の部屋は5階にある.見晴らしは全くなく,あまり良い部屋ではない.
今日は,15時30分から,Sさんの案内で,ニュープリマス中心部を散策する予定である.
集合時間まで,30分ほどしか時間がない.私は大急ぎで風呂に入る.
<ダウンタウンを散策>
■市内地図
■市内中心街を歩く
15時30分,全員がホテルに集まる.
15時34分,ホテルを出発する.外は明るい太陽が照りつけて,ジリジリと暑い.
まずは,ホテル前のコータナニーストリート(Courternay St.)を西方向へ歩き出す.広い通りである.両側に高層ビルがない道路は,空が広くて,とても開放的な感じがする.
すぐに大きなスーパーマーケットの前を通り過ぎる.とても大きな駐車場が附属しているのが,日本の一般的なスーパーマーケットと違うようである.
15時40分,エロットストリート(Errot St.)を横切る.
つづいて,15時45分,コバーストリート(Cover St.)を右折する.
四つ角の片隅に両替屋がある.私たちは表に出ている両替比率表を覗きこむ.ところが日本円の表記がない.その代わりに,普段余り耳にしない小さな国の通貨が表記されている.
この表が示すとおり,日本からの観光客の人数は少ないのであろう. 気がつくと,ホテルを出てから,これまで立派な歩道が着いている道で,しかも目抜き通りにもかかわらず,人通りが殆どないのに奇異な感じがする.
15時47分,デボンストリート(Devon St.)を左折する.つづいて,リアデトストリート(Liadet St.),グロウグハムストリート(Brougham St.)を通過して,15時59分,博物館とトラベルセンターが入っている建物に入る.
Sさんから,
「ここで,解散して自由行動にしましょう.折角ですから,是非,博物館を見学してください・・」
と提案する.
<ちょっと陰気な感じの博物館入口>
■博物館見学
博物館の入口は薄暗くて,ちょっと陰気な雰囲気である.
中に入ってみる.時間があまりないので充分見学することができないのは残念である.
中は骨董品展示会のような雰囲気である.古い農機具,装備品,洋服などが陳列されている.説明部分を斜め読みするが,英語なので,疲れてしまう.
2階に登ってみる.吹き抜けの天井から,多分原寸大と思われる巨大なシャークと大きな鳥の模型がぶら下がっている.なかなかの迫力である.さっそくデジカメに収める.
<シャークのモデル>
■スーパーマーケット
16時17分,何となく仲間が集まって,博物館を出る.
往路をそのまま戻る.ただ,いつの間にかビアンコさんのご主人が行方不明である.
私達は往路をそのまま辿って,ブラブラとホテルの方向へ歩き出す.
蒸し暑い.
16時35分,私達は何となくスーパーマーケットに入り込む.ホテルから2番目の建物がスーパーマーケットである.とても大きな店舗.品数もずいぶんと多い.
緊縮財政の私は,コーラと,ポッキーを「ぬ」の字に丸めて固めたようなThun Pielzelという菓子だけを購入する.
16時53分,スーパーを出る.
丁度そのとき,別行動をしていたビアンコさんの旦那が,私達と合流する.
<ホテル近くの市街地を行く>
■ホテルへ戻る
16時57分,ホテルへ戻る.
17時30分から,明日のタラナキ山登山を担当する山岳ガイドとの打合せがある.私は部屋へ戻った後,大急ぎで風呂に入り,散歩中にベタベタになった汗を洗い流す.
(つづく)
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