＜源氏山公園ののら（？）ネコ＞
鎌倉：源氏山公園・矢戸の池散策
（浄明寺の仙人と一緒に）
２００９年９月８日（火）
私は用事があって鎌倉駅前まで出掛けた．
このところ，漸く秋風が吹くようになって，今日もそよ風が心地よい．
用事を済ませてから，久々に小町通の「ドミンゴスさんのコーヒー店」を訪れる．
店内にはまだ来客は居ない．マスターが，
「おや，暫くですね・・」
と私に挨拶をする．
私の他に，だれもお客が居ないので，美味しいコーヒーを味わいながら，暫くの間，雑談する．
「makoさんは，登山の格好ではなく，着飾って，頻繁に来店されていますよ・・」
とマスターが言う．
私は，コーヒーを味わいながら，浄明寺在住の山仲間，仙人を携帯メールで呼び出す．
「今，どこに居ますか？ よろしかったら，２～３時間，どこか散歩しましょう」
すぐに返事が来る．
「今，歯医者にいます．後，３０分くらいで終わります．鎌倉駅前で待っています．」
１１時に鎌倉駅前に戻る．
久々に仙人と会う．
「・・・さぁ～てっと！ 何処へ行きましょうか？」
二人とも，歩いて居さえすれば，別に何処でも良い．さて，何処へ行こうかと迷うが，結局は，先任の提案で，源氏山公園から谷戸の池を回って，鎌倉中央公園東尾根を縦走しようということになる．
＜展望の良い山之内の尾根：無効に見えるのが六国見山＞
鎌倉駅西口に廻って，トンネルを潜り，銭洗弁財天脇の急坂を登って，源氏山公園の一番高いところにあるベンチに腰を下ろして，昼食を摂る．
ちかくに，可愛い斑ネコがやってくる．首輪をしているので，どこかの飼い猫かもしれない．別に食べ物をほしがるわけでもなく，ただ，何となく私たちの側で座っている．その仕草が可愛いので，数枚の写真を撮る．
昼食を終えて，１３時頃，源氏山の丘から下山して，葛原ヶ丘神社付近から山之内配水場に向かう．そして，尾根伝いに，暫くの間，台峯緑地に向かう尾根道を進む．途中から，少々藪の道に入り，谷戸の右岸沿いに進む．深緑の森林の中の散策路である．歩いていて心地がよい．
12時43分，矢戸の池湖畔を通過する．池は苔に覆われていて，いかにも深山幽谷の風情を醸し出している．私の家の近くに，深山幽谷の趣のある自然が残っているのが驚異である．
＜鎌倉の秘境：谷戸の池＞
12時55分，魯山人宅前を通過して，一旦，山崎まで下る．そして，鎌倉中央公園東尾根を抜けて，鎌倉中央公園梶原口から梶原住宅地に出る．
ここで仙人とお別れ，私は梶原住宅地の中を通って，バス停鎌倉中央公園入口まで戻る．
（おわり）
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