<六代御前の墓>
逗子/葉山:二子山・森戸林道周遊
(趣味人倶楽部の方々)
2009年7月29日(水)
趣味人倶楽部のH氏の依頼で,逗子市の二子山から森戸林道を一回りした.参加メンバーは,同倶楽部のMさんと,Hさん,それに私の3人である.
10時少し過ぎに,新逗子駅から歩き出す.田越川に沿って,海岸の方へ5分ほど歩く.そして,最初に六代御前の墓を詣でる.六代御前は,平清盛の父(名前忘れた)から数えて6代目に当たる平家嫡流である.頼朝の死後,殺害され,平家の血筋は途絶える.平家物語の最後は,六代の死で終わっていると,鎌倉市の年寄学校で聞いた記憶がある.
<六代御前の墓>
六代御前の墓の前を通り越して,芦花公園から2号古墳に登る.古墳山頂にある展望台で小休止.続いて,1号古墳を見学する.
<1号古墳>
1号古墳から,葉山桜山団地に下山する.団地の南縁に沿って歩き,遊園地の前から,247段の長い階段を下る.そして,逗葉新道を横切って,阿部倉山登山道の入口に到着する.
登山道に入った途端に,夏草が繁茂していて,ジメジメした嫌らしい道になる.この蒸し暑いシーズンに,こんな所をウロウロしているのは変人だなと思いながら,登山道を歩き続ける.
昨日までの雨のため,道路は水分をタップリ含んだ泥で,ツルツルと滑る.とても歩きにくい.枝道に入って,阿部倉山の山頂を往復するつもりだったが,夏草が繁茂していて行く気がなくなる.そのままトラバース道を進む.
急傾斜の起伏が多い道を辿って,12時少し過ぎに,二子山(上)の山頂に到着する.冬から春にかけては,山頂の広場にマットを敷いて,ゆっくりと食事を楽しむことができるが,夏場は腰の高さほどの雑草が繁茂していて,広場に座り込むことができない.私たちは,登山客が皆無なのを見越して,展望台の上で昼食を摂る.
展望台の上からは,藩もした夏草の向こうに,八景島辺りの海岸がよく見える.
<二子山(上)の展望台からの眺望>
昼食後,二子山(上)山頂から,森戸川に下る.
雨の日が続いたために,森戸川に下る道路は,かなり荒れていて,至る所が水浸しになっている.増水のためか,途中,登山道が消えてしまったところもあり,何時も以上に川の中を歩くところが多くなっている.
<森戸川上流>
中尾根からの下山道と合流する.そして森戸林道の終点の空き地で休憩を取る.
空き地には数名の男ばかりの集団がゴザを敷いて宴会をしている.どうやら鳥の愛好家らしい.
「サンコウチョウ・・・・」
と話している声が聞こえる.
休憩後,森戸林道を下る.川筋には風が通らないので,とにかく蒸し暑い.これには閉口する.
鳥の愛好家であるMさんは,時々聞こえてくる鳥の啼き声に大変興味を示す.
鳥のことが分からない私には,森戸林道は少々退屈である.
森戸林道から住宅地に出る.
再び長い階段を葉桜団地まで登る.遊園地で一休みした後,団地を横切って,山道を下る.
逗子の住宅地を抜けて,16時頃,JR逗子駅に到着する.
[ラップタイム]
10:03 新逗子駅歩き出し
10:12 六代御前の墓
10:27 2号古墳(10:31まで休憩)
10:43 1号古墳
11:15 登山口
12:09 二子山(下)
12:37 二子山(上)(13:27まで昼食)
14:04 森戸林道終点(14:10まで休憩)
14:48 森戸林道入口
15:24 葉桜団地遊園地(15:28まで休憩)
15:58 JR逗子駅(解散)
(おわり)
「関東・上信越の山旅」の前回の記事
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