<聖湖>
善光寺西街道;第2回;第3日目(3);聖湖周遊
(五十三次洛遊会)
2015年5月29日(金)~31日(日)
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第3日目;2015年5月31日(日)(つづき) 晴
<ルート地図>
※聖湖パンフレットより引用
<まずは昼食>
■観光案内センター
11時03分,聖湖に到着する.
これからは,一応,自由行動だが,何となく皆一緒に行動する.さて,どうしようと思っていると,どなたかが,
「湖は一周できませんよ…」
と私に言う.
私は度々不確かな“進言・忠告”に悩まされる.根拠の乏しい思いつきで,
「こうした方が良いのでは…」
という発言である.事前に散々調査し配慮をして計画を立てている身には,このような発言には,どの程度の信憑性があるのか分からず辟易とする.
「あそこに,案内書があるから聞いてきます…」
ということで,世話役のABさんと一緒に,観光案内センターを訪れる.
観光案内センターの係員に,
「…湖を一周することができますか?」
と伺う.
係員は,何でそんな当たり前のことを聞くのというような表情で.
「一周できますよ…」
と憮然とした表情で答える.
これで,今後の予定は確定である.
まずは,早めの昼食を摂り,その後,希望者だけで聖湖を一周することにする.
序でに,次回のことを考えて,戸倉または屋代から聖湖へタクシーなどを利用して来れないかと,この係員に伺う.
こちらの回答も至って明快である.
「屋代から聖湖まで国道408号線が通っていますよ…」
とのこと.
昨日,冠着莊の係員は,屋代からタクシーで移動なんて不可能だと言っていた.ここでも,不確かな情報で,私は随分と悩まされてきたことになる.何れにしても,次回は戸倉または屋代からタクシー相乗りで聖湖まで移動することが確定である.
<観光案内センター> <レストランレークサイド館>
■レストラン「レークサイド館」
まだ昼食には早すぎるけれども,昼食を済ませないと何とも落ち着かないので,11時15分にレストラン「レークサイド館」に入る.
昼食には早すぎる時間なので,先客は誰も居ない.
ウエイトレスが愛想良く私達を迎える.
<先客は誰も居ないレストラン> <レストランの一角に陣取る>
■私が注文したソバ
信州へ来たら,ソバを食べなければ…と意気込んで,私はモリソバを注文する.
腰があって,豊かな香りがする美味しいソバである.私,上機嫌.
<香り豊かなソバ>
<聖湖一周>
■小高い所から湖を見下ろす
昼食を終えて,12時04分から聖湖一周を始める.
もともとは自由行動の筈だったが,結果的には全員で失書に廻ることになる.私は聖湖を右回りで廻るか,それとも左回りかで少々迷うが,何とはなしに台風と一緒の左回りになる.これも地球の自転のために生じるコリオリフォースのためかと,余計なことを考えて密かに苦笑する.
歩き始めてすぐに,道路は一旦湖岸から少し離れた高い所を通る.先ほどの一周できないというガセ情報は,多分,道路が一旦湖岸から離れて行くように見えるのを見て,言い出したに違いないと,私は推察する.でも,私がしつこくそんなことを考えているとは誰もわからないだろう.
12時12分,小高い所まで達すると,聖湖を見下ろせるようになる.先ほど立ち寄った館紺案内書やレストランも目の前に見えている.
小高い所を過ぎると,今度は緩やかな下り坂になる.
<小高い所からの眺望;観光案内センターやレストランが見える>
■白樺桟橋から遊園地付近まで
湖畔沿いの道になる.
12時03分,白樺桟橋の立て札が立っているところに到着する.なるほど,湖畔沿いに桟橋が設けられている.
桟橋で釣りをしている人がいる.
「…どんな魚が釣れるんですか」
と質問する.ブラックバスを釣っているんだとのこと.
ここから先も,湖畔沿いに長い桟橋が作られている.
12時18分,聖湖をほぼ半周したところにある遊園地に到着する.湖畔から少し離れた小高いところに,遊具が並んでいるのが見える.
<白樺桟橋> <遊園地>
■芝生で日光浴
目の前に芝生が広々と広がっている.気持ちが良さそうな芝生である.
「ちょっとお休みしましょう…」
ということで,芝生に腰を下ろす.
湖面から微風が吹き上げてくる.薄雲を通して降り注ぐやわらかな日光がとても気持ちがよい.時間さえ許せば,ずっと昼寝をしていたいなと思う.
<芝生で日光浴>
■聖博物館と航空資料館
12時20分,芝生から歩き出す.右手の上の方に山が見えている.地図で確かめると三峯山らしい.山頂に達するロープウェーがあるらしく,冬になるとこの辺りはスキー場になるようである.
左手小高い所に,なになら建物がある.建物の近くまで行って,中を覗いてみる.ここにはどうやら聖博物館と航空博物館があるようである.残念ながら,見て回る時間はない.
柵の外から,中を覗き込む.そこには静態保存されている飛行機と蒸気機関車が展示されている.
”鉄道もないこんな山奥へ,どうやって運んだんだろう…”
展示物そのものよりも,どうやって運んできたのかが,余計に気になる.
<展示されている飛行機> <機関車>
■湖畔の神社
展示物を垣間見てから駐車場脇の坂道を下って,湖畔に戻る.湖畔の林の向こうに小さなお社が見える.何という神社だろうと気にはなるが,わざわざ確かめる気にもならないので,そのまま通過する.
<湖畔のお社>
<善光寺道を垣間見る>
■夏草繁茂する踏み跡道
12時33分,自動車道に出て間もなくのところで,「善光寺道入口」という案内板を見付ける.私は世話役のABさんと一緒に,次回のためにちょっとだけ様子を覗きに入ってみる.
一歩中に入ると,夏草が繁茂する踏み跡道になる.
<善光寺道入口> <草が繁茂する踏み跡道>
■古い道標と苔むした石塔
入口から入って左手に古い道標が立っている.そこには「従是更級郡八幡村」と刻字してあるように読める.
その脇には大きな石塔が立っている.この石塔が何かは私には分からない.
それよりも,次回,こんな所を通るのかと思うと,極めて不安である.
<古い道標> <大きな石塔>
■出発点の湖畔に戻る
12時45分,出発点のレストラン前に到着する.まだ,タクシーの予約時間までタップリ時間がある.
時間まで,湖畔でノンビリ過ごすことにする.序でに聖湖の案内板の前で集合写真を撮る.
<湖畔で一休み> <集合写真>
(つづく)
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