登頂証明書授与式
<<タマ湖・タラナキ滝周遊>>
2006年1月31日(火) その6
タマ湖・タラナキ滝周遊を終えた私達は,一旦,自室に戻る。風呂に入り,洗濯をしている内に,瞬く間に時間が過ぎる。
18:28,会食に出席するためにロビーへ降りる。
実は,ロビー脇の大広間で,18:30から,バーダーさんが日本から持参したインスタント味噌汁を賞味することになっている。つまり味噌汁パーティを開く予定である。大広間にはいると,ガイド頭をはじめとして,お世話になったガイドが顔を出している。ガイド頭は奥さんを連れて来ている。さすがにキュウイハズバンドである。添乗員のSさんが,奥さんを私達に紹介する。
ホテルから借用したカップに,ホテルで用意してくれたお湯を入れて味噌汁を作る。ガイドの皆様にもお裾分けをする。大広間の片隅に車座になって,久々の日本の味を堪能する。実に美味しい。
ややあって,Sさんが車座になった私達の前に立って,今夜のスケジュールを披露する。まず,登頂証明書の授与式が,この場所で行われる。ついで夕食にはガイドの皆様も参加されるので,英語のできる人はガイドの近くに座って欲しいといわれる。
18:50,いよいよ登頂証明書の授与式が始まる。
ガイド頭が,一人ずつ名前を呼ぶ。呼ばれた人は,ガイド頭から登頂証明書を受け取って,握手をして引き下がる。お互いに登頂証明書を授与された瞬間をカメラに収めて貰う。
登頂証明書はB6の大きさである。証明書には,
--------------------------------------------
MX XXXXXXXXX
has made a successful crossing
The Tongariro Treck
Date 2006.1.31
--------------------------------------------
と書いてある。残念ながら,ルアペフ山へ登頂したことは書いてない。
「まあ,,,いいか」
でやりすごす。
授与式が終わった後,Sさんから明日の行動予定の詳しい説明がある。
モーニングコール 6:30
朝食 7:00
バゲージダウン 8:30
ロビーへ集合 8:50
出発 9:00
瀬婦ティーボックスの中身は,今日中に出しておく。
集合前にチェックアウトを済ますこと。
ニュープリモスまでの所要時間は約5時間である。
移動の途中の何処かで昼食を摂る。
明日の夕食は,ホテルで18:00から。
山岳ガイドとの打合せは,明日,17:00から。
以上が,Sさんの説明である。
19:00,レストランへ移動する。私達は二つの円形テーブルに分かれて座る。偶然,私の座ったテーブルにはガイド頭のニューマンさん夫妻が座る。多少英語ができると言うことで,大阪のTさんと私が夫妻の両側に座る。Tさんの英語は凄い。やや大げさなジェスチャーを交えながら,何とか陽気に意思疎通をしてしまうから立派なものである。また,ドッジさんが英語で良くお話をするのには,大変ビックリした。
英語の四方山話の話題は多岐に渡った。
まずはビールで乾杯。
ついで前菜はwasabi何とかというフワフワしたものを賞味する。どこにワサビがあるのか判然としないが,まあ,,,いいか。
続いてメインディッシュのビーフである。私は,持参していた小さな醤油瓶を取りだして,ビーフに数滴垂らす。すると醤油の風味がついて,何ともまろやかでコクのある味になる。私は,ガイド頭夫妻に,醤油を試すように薦める。
奥さんの方が,私の持っている醤油に大変興味を示す。私は,
「これは,日本から持ってきた生粋の醤油ですよ」
と勿体を付けて,この醤油を奥さんにプレゼントする。
そのうちにガイド頭の年齢に話題が移る。彼は私より10数歳若い。私が××歳だというと,奥さんが私の頭を見ながら,
「何でそんなに髪が黒いの・・」
と不思議がる。私には寄る年波で,髪が薄くなったことと,白髪が交じっていることが,普段から多少気になっている。その気になっていることを,まともに褒められると逆に戸惑ってしまう。
隣の席では,ガイド2人が座っている。後で聞いたところでは,このガイドが,私達湘南カラビナ隊のメンバーのレベルは10段階の9だと褒めていたという。お世辞でも褒められるのは悪い気はしない。
21:40,夕食会はお開きになる。
毎晩,宴会をやっているので,正直なところ,夜がせわしなくて,とても戸惑っている。私はすぐに部屋に戻る。そして,そそくさと荷物を整理した後,日記帳を整理する。一方,同室のTさんは,
「ちょっと,付き合ってきます・・・」
と私に挨拶して,酋長さんとドッジ旦那がいる「飲み助部屋」へ出掛ける。
一人になった私は,日記帳の整理を終えて,22:30頃就寝する。
(第21話おわり)
<<タマ湖・タラナキ滝周遊>>
2006年1月31日(火) その6
タマ湖・タラナキ滝周遊を終えた私達は,一旦,自室に戻る。風呂に入り,洗濯をしている内に,瞬く間に時間が過ぎる。
18:28,会食に出席するためにロビーへ降りる。
実は,ロビー脇の大広間で,18:30から,バーダーさんが日本から持参したインスタント味噌汁を賞味することになっている。つまり味噌汁パーティを開く予定である。大広間にはいると,ガイド頭をはじめとして,お世話になったガイドが顔を出している。ガイド頭は奥さんを連れて来ている。さすがにキュウイハズバンドである。添乗員のSさんが,奥さんを私達に紹介する。
ホテルから借用したカップに,ホテルで用意してくれたお湯を入れて味噌汁を作る。ガイドの皆様にもお裾分けをする。大広間の片隅に車座になって,久々の日本の味を堪能する。実に美味しい。
ややあって,Sさんが車座になった私達の前に立って,今夜のスケジュールを披露する。まず,登頂証明書の授与式が,この場所で行われる。ついで夕食にはガイドの皆様も参加されるので,英語のできる人はガイドの近くに座って欲しいといわれる。
18:50,いよいよ登頂証明書の授与式が始まる。
ガイド頭が,一人ずつ名前を呼ぶ。呼ばれた人は,ガイド頭から登頂証明書を受け取って,握手をして引き下がる。お互いに登頂証明書を授与された瞬間をカメラに収めて貰う。
登頂証明書はB6の大きさである。証明書には,
--------------------------------------------
MX XXXXXXXXX
has made a successful crossing
The Tongariro Treck
Date 2006.1.31
--------------------------------------------
と書いてある。残念ながら,ルアペフ山へ登頂したことは書いてない。
「まあ,,,いいか」
でやりすごす。
授与式が終わった後,Sさんから明日の行動予定の詳しい説明がある。
モーニングコール 6:30
朝食 7:00
バゲージダウン 8:30
ロビーへ集合 8:50
出発 9:00
瀬婦ティーボックスの中身は,今日中に出しておく。
集合前にチェックアウトを済ますこと。
ニュープリモスまでの所要時間は約5時間である。
移動の途中の何処かで昼食を摂る。
明日の夕食は,ホテルで18:00から。
山岳ガイドとの打合せは,明日,17:00から。
以上が,Sさんの説明である。
19:00,レストランへ移動する。私達は二つの円形テーブルに分かれて座る。偶然,私の座ったテーブルにはガイド頭のニューマンさん夫妻が座る。多少英語ができると言うことで,大阪のTさんと私が夫妻の両側に座る。Tさんの英語は凄い。やや大げさなジェスチャーを交えながら,何とか陽気に意思疎通をしてしまうから立派なものである。また,ドッジさんが英語で良くお話をするのには,大変ビックリした。
英語の四方山話の話題は多岐に渡った。
まずはビールで乾杯。
ついで前菜はwasabi何とかというフワフワしたものを賞味する。どこにワサビがあるのか判然としないが,まあ,,,いいか。
続いてメインディッシュのビーフである。私は,持参していた小さな醤油瓶を取りだして,ビーフに数滴垂らす。すると醤油の風味がついて,何ともまろやかでコクのある味になる。私は,ガイド頭夫妻に,醤油を試すように薦める。
奥さんの方が,私の持っている醤油に大変興味を示す。私は,
「これは,日本から持ってきた生粋の醤油ですよ」
と勿体を付けて,この醤油を奥さんにプレゼントする。
そのうちにガイド頭の年齢に話題が移る。彼は私より10数歳若い。私が××歳だというと,奥さんが私の頭を見ながら,
「何でそんなに髪が黒いの・・」
と不思議がる。私には寄る年波で,髪が薄くなったことと,白髪が交じっていることが,普段から多少気になっている。その気になっていることを,まともに褒められると逆に戸惑ってしまう。
隣の席では,ガイド2人が座っている。後で聞いたところでは,このガイドが,私達湘南カラビナ隊のメンバーのレベルは10段階の9だと褒めていたという。お世辞でも褒められるのは悪い気はしない。
21:40,夕食会はお開きになる。
毎晩,宴会をやっているので,正直なところ,夜がせわしなくて,とても戸惑っている。私はすぐに部屋に戻る。そして,そそくさと荷物を整理した後,日記帳を整理する。一方,同室のTさんは,
「ちょっと,付き合ってきます・・・」
と私に挨拶して,酋長さんとドッジ旦那がいる「飲み助部屋」へ出掛ける。
一人になった私は,日記帳の整理を終えて,22:30頃就寝する。
(第21話おわり)