<金岡邸の薬棚>
富山の名勝地・映画ロケ地とグルメを楽しむ旅;第2日目(3);金岡邸と内山邸
(神奈美・阪急交通社)
2018年11月18日(日)~19日(月)
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第2日目:2018年11月19日(月) 雨時々曇
<ルート地図>
▇金岡邸
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▇内田邸
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<薬業の金岡邸>
▇金尾邸平面図 ※現地の案内図を引用
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▇金岡家の概要 ※現地案内板を撮影
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▇立石寺から金岡邸へ
眼目山立石寺の見学を終え,私達を乗せた専用車は,10時15分.立石寺駐車場から発車する.また.例によってどこを走っているのか良く分からないが,10時50分に金岡邸に到着する.
金岡邸の周辺は住宅の密集地で,そこかしこに古い街並みを彷彿させる雰囲気が残っている.専用車は狭い路地に面した金岡邸の前に到着する.そして急かされるように下車する.
金岡邸の入口に案内板が取り付けられているが,読んでいる暇もなく,急かされながら家屋の中に入る.
<金岡邸に到着>
▇まずは説明会
中に入ると土間に面して大広間がある.まずはここで,富山の薬売りのこと,金岡邸のことなどの説明を受ける.
<広間で説明会>
▇ まずは麝香鹿と薬品棚
つづいて邸内見学.案内人の方の後に付いて,邸は井を一巡する.見学しながら,富山の薬の概要,製造方法,販売方法などの興味深い説明を受ける.
まずは麝香鹿の剥製.今は禁猟.
その脇に薬品棚(冒頭の写真).多種多様な原材料が並べられている.
<麝香鹿の標本>
▇調合器具の展示
続いて薬品の調合器具の展示を見る.
時代劇にも良く出てくるお馴染みの器具である.
<各種の調合器具>
▇各種の看板類
健通丸をはじめ,何となく懐かしい響きのある薬品名看板や案内が飾られている.
そういえば,私が所帯を持った昭和30年代後半には,まだ自宅に富山の薬売りが置いていった薬箱を常備していたが,何時の間にかなくなってしまったな…
幼少の頃,時々廻ってくる富山の薬売りから紙風船を貰った記憶がある.パリパリとした風船の紙,フウフウと息を吹き込んで風船を膨らますときの手触りなど,今でもシッカリ記憶している.紙風船貰って嬉しかったなあ…
<各種の丸薬の広告>
▇金岡家の紹介
金岡家代々当主の紹介文と写真が展示されている部屋に案内される.
余談だが,私は昭和30年代後半から,ずっとコンピュータの世界でサラリーマン生活を送っていた.まだバリバリ現役だった頃,インテックさんとお仕事をしたことがある.そのころ,一度だけ5代当主の金岡幸二氏にお目に掛かったことがある.終始ニコニコしていて品の良い方だなという印象だった.
今日,ここを訪れて,金岡幸二氏が1993年に他界されていたことを改めて知った.
<金岡家の紹介>
▇秋の風情の庭園
老化から庭園を拝見する.秋の風情が一杯である.庭越しに見え隠れする和風の家がこの庭園の風情を一層引き立たせている.
<金岡邸の庭園>
<内田邸>
▇金岡邸平面図 ※現地案内図から引用
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▇金岡邸から内田邸へ
金岡邸の見学をせわしなく終えて専用車に戻る.
12時15分,私達を乗せた専用車は金岡邸前から発車.またまた何処を走っているかわからないまま,11時40分,内田邸に到着する.周囲の状況から,内田邸はどうやら市街地から少し離れたところにあるようだ.
<内田邸に到着>
▇まずは説明を拝聴
靴を脱いで,屋内の広間に案内される.
ここで,数分,内田家についての説明を受ける.ナントカという映画のロケが行われたところだと聞いているだけの私は,一体どんな話になるのかと戸惑いながら拝聴する.拝聴した話の過半は耳から耳へとすっぽ抜けてしまったが,ここは一般庶民の家には認められなかった天井裏のある立派ないえであること,ここが明治維新後も公的な役所,あるいは小学校として使われていたことなどがおぼろげながら理解できた.
ナントカという映画の撮影についてのエピソードも伺ったが,肝心の映画を見ていないので,ピンとは来なかった.これは致し方のないことである.
<まずは拝聴>
▇屋内を拝観
屋内を見て回る.大きな屋敷である.高い天井.鴨居に飾られた額などを拝見する.
この家屋がどれほどの文化財なのかは,門外漢の私にははっきりとは分からないが,とにかく豪壮な家だとは肌で分かる.
<屋内を拝観>
▇内田家の庭園
庭園の中には入れないとのことなので,廊下(濡れ縁)から庭園を拝見する.廊下から見た限りでは池などはなく.ごく普通の庭のように思えた.
<内田家の庭園>
▇見学を終えて専用車へ
そろそろ見学時間も残り少なくなる.
効能が見事な庭を通って門の外で駐車している専用車へ.
12時15分,私達を乗せた専用車は内田家前から,新湊漁港へ向けて発車する.
<紅葉が見事な庭を通って家の門へ>
(つづき)
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