岩練in廻り目平(3)
(山旅スクール挑戦コース)
2007年5月17日(木)~18日(金)
第2日目 5月18日(金) 晴後曇 強風
■朝食後カマスラブへ向かう
夜半に強風が吹き荒れた。
6時頃起床する。窓を開けて外を眺める。快晴。やや寒い。
7時に朝食を摂る。
<金峰山荘の朝食>
8時16分に,バンガロー前に集合し,ガマスラブへ向けて歩き出す。周辺の新緑が美しい。金峰川の左岸に沿って,20分ほど,なだらかな登山道を登り,右折して踏み跡のような道を少し入って,ガマスラブの麓に到着する。
■スラブでの練習
ガイドがスラブの山頂から,左右に2本のロープを準備する。
このロープで身体を確保してもらいながら,最初は登山靴を履いて,スラブを登ってみる。スラブの傾斜はどの程度あるか分からないが,多分10~15度程度ではないかと思うが,ぬっぺりとして手掛かりのない斜面は大変登りづらい。
状態を起こし,靴の踵を下げるようにして登るようにガイドから指導されるが,なかなか思うように登れない。それでも,何とか山頂まで登り詰める。山頂からはロープダウンで下る。これは大変気分がよい。
<ガマスラブ>
※ガイドが補助ロープを張る
次いで,クライミングシューズに履き替えて,同じスラブを登ってみる。今度は面白いほど容易に登ることができる。クライミングシューズの有効性を改めて認識する。今回は借り物のクライミングシューズで登攀したが,あまりに快適なので,自前のクライミングシューズが欲しくなる。
<練習風景>
次にヌンチャクを岩盤にセットしながら登攀する練習をする。岩の支点にどの方向からヌンチャクをセットするか,そして,そのヌンチャクにロープをどちらの方向から挿入してセットするか,判断するのは,理屈で分かっても,実際には大変難しい。それでも,練習を繰り返している内に納得できるようになる。
■再び金峰山荘で入浴
数回の登攀をする内に,だんだんと草臥れてくる。
練習の途中で,昼食を摂ったり,昼寝をしたりしながら過ごす内に,瞬く間に,14時になる。練習を終えて,14時20分に金峰山荘に戻る。
<金峰山荘に外観>
400円也の入浴料を支払って,風呂に入る。
特段の山歩きはしていないので,体力は消耗していないが,上腕部から肩に掛けて疲労感がある。特に昨日の屋内練習場での練習で,手で支えてはいけないところを,手の力に頼ったための疲労が今日になって出てきたのだろう。 少し温めのお湯にユックリと浸かりながら,上腕部と肩の辺り凝りを揉みほぐす。
<金峰山荘からの眺望>
<金峰山荘から見える奇岩>
■信濃川上駅へ
風呂から上がって,金峰山荘の外のベンチに寝ころんで,空を見上げている内に,ついついウトウトと,うたた寝をする。風がゴウゴウと木の枝を吹き抜けていく。時間が経つに連れて,徐々に気温が下がってくる。寒くなって目が覚める。
山荘に戻ると山荘宿泊組の3人が所在なさげに玄関の土間のベンチに座っている。
16時06分,山荘従業員の自動車に乗って,金峰山荘を出発し,帰途につく。千曲川に沿って下りつづけて,16時30分に信濃川上駅に到着する。
■一路帰宅
小海線信濃川上駅16時46分発小淵沢行の列車に乗車する。列車には通学帰りの高校生が沢山乗っている。途中の駅からは年輩の観光客が沢山乗り込んでくる。17時28分に小淵沢駅に到着する。
中央本線小淵沢17時45分(10分弱遅延)スーパーあずさ30号に乗車する。金曜日17時過ぎの列車なので,ほぼ満席。一同バラバラになって空いている席に座る。途中の停車駅は甲府,八王子。ウトウトしている内に,19時02分,八王子に到着する。ここで横浜線に乗り換える。東神奈川で乗り換えて横浜へ。さらに東海道本線に乗り換えて,20時47分に大船駅に到着する。
(おわり)
(山旅スクール挑戦コース)
2007年5月17日(木)~18日(金)
第2日目 5月18日(金) 晴後曇 強風
■朝食後カマスラブへ向かう
夜半に強風が吹き荒れた。
6時頃起床する。窓を開けて外を眺める。快晴。やや寒い。
7時に朝食を摂る。
<金峰山荘の朝食>
8時16分に,バンガロー前に集合し,ガマスラブへ向けて歩き出す。周辺の新緑が美しい。金峰川の左岸に沿って,20分ほど,なだらかな登山道を登り,右折して踏み跡のような道を少し入って,ガマスラブの麓に到着する。
■スラブでの練習
ガイドがスラブの山頂から,左右に2本のロープを準備する。
このロープで身体を確保してもらいながら,最初は登山靴を履いて,スラブを登ってみる。スラブの傾斜はどの程度あるか分からないが,多分10~15度程度ではないかと思うが,ぬっぺりとして手掛かりのない斜面は大変登りづらい。
状態を起こし,靴の踵を下げるようにして登るようにガイドから指導されるが,なかなか思うように登れない。それでも,何とか山頂まで登り詰める。山頂からはロープダウンで下る。これは大変気分がよい。
<ガマスラブ>
※ガイドが補助ロープを張る
次いで,クライミングシューズに履き替えて,同じスラブを登ってみる。今度は面白いほど容易に登ることができる。クライミングシューズの有効性を改めて認識する。今回は借り物のクライミングシューズで登攀したが,あまりに快適なので,自前のクライミングシューズが欲しくなる。
<練習風景>
次にヌンチャクを岩盤にセットしながら登攀する練習をする。岩の支点にどの方向からヌンチャクをセットするか,そして,そのヌンチャクにロープをどちらの方向から挿入してセットするか,判断するのは,理屈で分かっても,実際には大変難しい。それでも,練習を繰り返している内に納得できるようになる。
■再び金峰山荘で入浴
数回の登攀をする内に,だんだんと草臥れてくる。
練習の途中で,昼食を摂ったり,昼寝をしたりしながら過ごす内に,瞬く間に,14時になる。練習を終えて,14時20分に金峰山荘に戻る。
<金峰山荘に外観>
400円也の入浴料を支払って,風呂に入る。
特段の山歩きはしていないので,体力は消耗していないが,上腕部から肩に掛けて疲労感がある。特に昨日の屋内練習場での練習で,手で支えてはいけないところを,手の力に頼ったための疲労が今日になって出てきたのだろう。 少し温めのお湯にユックリと浸かりながら,上腕部と肩の辺り凝りを揉みほぐす。
<金峰山荘からの眺望>
<金峰山荘から見える奇岩>
■信濃川上駅へ
風呂から上がって,金峰山荘の外のベンチに寝ころんで,空を見上げている内に,ついついウトウトと,うたた寝をする。風がゴウゴウと木の枝を吹き抜けていく。時間が経つに連れて,徐々に気温が下がってくる。寒くなって目が覚める。
山荘に戻ると山荘宿泊組の3人が所在なさげに玄関の土間のベンチに座っている。
16時06分,山荘従業員の自動車に乗って,金峰山荘を出発し,帰途につく。千曲川に沿って下りつづけて,16時30分に信濃川上駅に到着する。
■一路帰宅
小海線信濃川上駅16時46分発小淵沢行の列車に乗車する。列車には通学帰りの高校生が沢山乗っている。途中の駅からは年輩の観光客が沢山乗り込んでくる。17時28分に小淵沢駅に到着する。
中央本線小淵沢17時45分(10分弱遅延)スーパーあずさ30号に乗車する。金曜日17時過ぎの列車なので,ほぼ満席。一同バラバラになって空いている席に座る。途中の停車駅は甲府,八王子。ウトウトしている内に,19時02分,八王子に到着する。ここで横浜線に乗り換える。東神奈川で乗り換えて横浜へ。さらに東海道本線に乗り換えて,20時47分に大船駅に到着する。
(おわり)