中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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鎌倉秘境の春

2007年04月17日 07時05分37秒 | 鎌倉あれこれ
             鎌倉秘境の春
           (十王岩グループ)

2007年4月14日(日)
 晴・やや暑い

■北鎌倉へ

 昨夜の天気予報によると,今朝早朝まで雨が残るが,日中は晴れるという。
 早朝,4時30分に起床する。丹沢の塔ノ岳へ行こうか,行くまいかと,とても迷う。今日と明日だけが晴で,その後はグズグズとした天候が続く。明日は孫との先約があって山へは行けない。となると,今日が山絶好の山行日である。
 余談だが,私の日帰り山行用のリュックには,雨具上下,非常食,磁石,タオルなど常備品は入れっぱなしになっているので,そのリュックをそのまま持って出掛けることができる。5時過ぎにリュックを方に担いで,出掛けようと思ったが,塔ノ岳には一昨日登ったばかり,それに明け方には,かなりの雨が降っていたので,登山道は泥んこになっているに違いないと思うと,塔ノ岳へ行きたいという気持ちが,不戦の気が抜けるように萎えてくる。私は塔ノ岳行きを諦めた。背負っていたリュックを元の位置に戻し,履いていた登山用ズボンや下着を木綿製の普段着に着替える。
 朝食後,晴天が冴え渡っている。

■六国見山を眺める
 私は居ても立っても居られなくなり,10時30分頃,ペットボトル1本の水をナックサックに入れて,家を出る。作家の永井路子さんが褒めたと伝えられる桜の木が生えている山ノ内浄水場付近から尾根道を辿って北鎌倉へ抜ける。尾根道から望む六国見山は,淡い新緑に覆われ始めている。

      <山ノ内浄水場付近の尾根から六国見山を望む>

■プリンちゃんが居ない
 行きつけの北鎌倉のコンビニに立ち寄る。何時も一言,二言挨拶を交わすご主人はあいにく居ない。北鎌倉周辺は沢山の観光客で賑わっている。例の2匹のネコ,プリンちゃん,ゴハンちゃんの居るネコのお店は開店しているが,ネコは何処かへ行っているようで見えない。何となく残念な気分になる。

           <名月谷のバザー>

 名月院通りに入る。川縁で鎌倉ユネスコのバザーが開かれている。沢山の人達が品定めをしている。ある店を覗くと,おこわの詰め合わせ1人前300円で売っている。美味しそうなので,ついつい買いたくなるが,先ほどコンビニでオニギリを仕入れたばかり,残念。

■天園ハイキングコースを行く
 例により,住宅地脇から,天園ハイキングコースに入る。勝上嶽まで登ると沢山の観光客に出会う。ハイキング客の波に乗って,ノンビリとハイキングコースを大平山方面に向かう。今日は初夏を思わせるような蒸し暑さである。ノンビリと歩いていても汗ばんでくる。

              <名月谷の六地蔵>

 12時11分頃,大平山の山頂(159.2m)に到着する。最近,この山頂に「大平山」と書いた案内板が取り付けられた。考えてみると,今まで案内板が無かった方が不思議である。山頂を少し下ったゴルフ場続きの広場は,沢山のハイカーで一杯である。それぞれが車座になって昼食を摂っている。

           <大平山の案内板>


■秘境の谷間へ
 私も何処か適当なところに座って,軽く昼食を摂ろうかと思う。丁度そのとき,十王岩グループのSさん(以下ベルさん)とバッタリ会う。ベルさんは何時もとても早足で長い距離を歩くのが得意である。
 「やあ・・・しばらく,お元気ですか・・」
とお互いに挨拶を交わす。ここでお互いのスケジュールを咄嗟に変更して,一般の方があまり行かない場所を下ることにする。残念ながら,ここで場所を詳細に記述することはできないが,谷間は新緑で覆われていて,何とも気分がよい。谷を遡る。そして,天園ハイキングコースへ登り詰める。途端に何人ものハイカーとすれ違う。

            <静かな谷間>

■番場ヶ谷から獅子舞へ
 再びハイキングコースから,番場ヶ谷へ下る。そして番場ヶ谷を遡登して,峠の茶屋付近に出る。獅子舞を下って,鎌倉駅へ戻る。谷筋は,今朝までの雨で大変滑りやすかった。鎌倉駅で解散。

             <立派な滝>

[ラップタイム]

10:53  北鎌倉駅歩き出し
  ↓
11:10  勝上嶽
  ↓
12:11  太平山(159.2m)
  ↓
12:21  峠の茶屋前の展望台
  ↓
12:30  獅子舞東尾根鉄塔
12:45  (昼食)
  ↓
12:56  バスタブ
  ↓
13:26  番場ヶ谷
  ↓
14:00  獅子舞
  ↓
14:30  鎌倉駅(解散)
                       (おわり)


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