北アルプス:南岳・北穂高岳縦走(4)
(クラツリ横浜山旅スクール挑戦コース)
第4日目:2006年6月23日(水)
■行程
北穂高山荘→唐澤小屋→横尾山荘→徳沢園→上高地==(貸切バス)==>町田・横浜
■プロフィールマップ
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005
を参照ください。
■山行概況
昨日,午後の雷雨のために日程が変更になった。本来ならば,昨日中に唐沢ヒュッテまで下る予定であったが,猛烈な雨のために予定を変更して,北穂高山荘に宿泊した。従って,今日は北穂高山荘(標高3106m)から,一気に上高地(標高1504m)まで下ることになった。標高差1602mである。
3時40分に起床する。眠い目を擦りながら,弁当詰めの朝食を腹に押し込むようにして食べる。
辺りが明るくなり始めた5時13分に歩き出す。北穂高岳南陵に沿って下山する。山頂付近は,急坂の岩稜地帯である。転倒しないように注意しながら慎重に下山を続ける。5時23分に涸沢岳方面への登山道と分岐する。この辺りは厳しい岩稜が続いている。涸沢岳は切り立った尾根の先に聳えている。
昨日の荒天は嘘のように良く晴れ渡っている。私達は岩稜を下り続ける。6時19分,標高2800m付近で小休止する。とても見晴らしの良いところである。涸沢岳や奥穂高岳が鮮やかに良く見える。眼下には広大なカールが広がっている。ザイテングラードが眼下右手から奥穂高岳の方に延びているのが良く見える。山麓には唐沢ヒュッテが見える。今年は残雪が多く,ヒュッテ周辺まで雪渓が延びている。
カールに降りる手前に,やや急な一枚岩の下りがある。さらにハシゴを下ってから,トラバース道を進む。そして,7時27分に涸澤小屋に到着する。小屋の広いテラスで20分ほど休憩を取る。その間に,アイスクリームを賞味する。
涸沢小屋から先は,かなり歩きやすい登山道となる。標高1860m地点で給水のために立ち休憩を取る。そして,9時42分に横尾山荘に到着する。ここで10分ほど小休止する。10時25分にパノラマコースと合流する。この辺りから歩行速度を速めて,10時27分に徳沢園に到着する。10時47分に徳沢園を主発して,もの凄い速度で歩き続けて,11時20分に明神館に到着する。ここで再びアイスクリームを賞味する。11時36分に明神館を出発し,12時08分に上高地カッパ橋に到着する。この辺りは一般の観光客で溢れている。私達のような臭い登山客は大変な疎外感を味わう。
アルペンホテルで入浴して,汗くさい着物を着替える。そして,サッパリした気分になって,帰途につく。
[第4日目のデータ]
●登攀高度
北穂高岳山頂 3106(m)
北穂高小屋 3020
(標高差 86m)
登攀合計高度差= 86(m)
●下降高度
北穂高岳山頂 3106(m)
上高地バス停 1504
(標高差 1602m)
[4日間の累計データ]
●累計登攀高度
第1日目 130(m)
第2日目 1403
第3日目 272
第4日目 86
(累計登攀高度 1891m)
●累計下降高度
第1日目 軽微(m)
第2日目 軽微
第3日目 227
第4日目 1602
(累計下降高度 1829+α(m))
※登攀高度と下降高度の差(α)は,測定誤差の累積によるものである。
[習得した技術]
今回の登山は登山学校の授業の一環として行われた。
習得した技術は以下の通である。
(1)岩稜歩行
(2)ショートロープの実践
以上
(クラツリ横浜山旅スクール挑戦コース)
第4日目:2006年6月23日(水)
■行程
北穂高山荘→唐澤小屋→横尾山荘→徳沢園→上高地==(貸切バス)==>町田・横浜
■プロフィールマップ
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005
を参照ください。
■山行概況
昨日,午後の雷雨のために日程が変更になった。本来ならば,昨日中に唐沢ヒュッテまで下る予定であったが,猛烈な雨のために予定を変更して,北穂高山荘に宿泊した。従って,今日は北穂高山荘(標高3106m)から,一気に上高地(標高1504m)まで下ることになった。標高差1602mである。
3時40分に起床する。眠い目を擦りながら,弁当詰めの朝食を腹に押し込むようにして食べる。
辺りが明るくなり始めた5時13分に歩き出す。北穂高岳南陵に沿って下山する。山頂付近は,急坂の岩稜地帯である。転倒しないように注意しながら慎重に下山を続ける。5時23分に涸沢岳方面への登山道と分岐する。この辺りは厳しい岩稜が続いている。涸沢岳は切り立った尾根の先に聳えている。
昨日の荒天は嘘のように良く晴れ渡っている。私達は岩稜を下り続ける。6時19分,標高2800m付近で小休止する。とても見晴らしの良いところである。涸沢岳や奥穂高岳が鮮やかに良く見える。眼下には広大なカールが広がっている。ザイテングラードが眼下右手から奥穂高岳の方に延びているのが良く見える。山麓には唐沢ヒュッテが見える。今年は残雪が多く,ヒュッテ周辺まで雪渓が延びている。
カールに降りる手前に,やや急な一枚岩の下りがある。さらにハシゴを下ってから,トラバース道を進む。そして,7時27分に涸澤小屋に到着する。小屋の広いテラスで20分ほど休憩を取る。その間に,アイスクリームを賞味する。
涸沢小屋から先は,かなり歩きやすい登山道となる。標高1860m地点で給水のために立ち休憩を取る。そして,9時42分に横尾山荘に到着する。ここで10分ほど小休止する。10時25分にパノラマコースと合流する。この辺りから歩行速度を速めて,10時27分に徳沢園に到着する。10時47分に徳沢園を主発して,もの凄い速度で歩き続けて,11時20分に明神館に到着する。ここで再びアイスクリームを賞味する。11時36分に明神館を出発し,12時08分に上高地カッパ橋に到着する。この辺りは一般の観光客で溢れている。私達のような臭い登山客は大変な疎外感を味わう。
アルペンホテルで入浴して,汗くさい着物を着替える。そして,サッパリした気分になって,帰途につく。
[第4日目のデータ]
●登攀高度
北穂高岳山頂 3106(m)
北穂高小屋 3020
(標高差 86m)
登攀合計高度差= 86(m)
●下降高度
北穂高岳山頂 3106(m)
上高地バス停 1504
(標高差 1602m)
[4日間の累計データ]
●累計登攀高度
第1日目 130(m)
第2日目 1403
第3日目 272
第4日目 86
(累計登攀高度 1891m)
●累計下降高度
第1日目 軽微(m)
第2日目 軽微
第3日目 227
第4日目 1602
(累計下降高度 1829+α(m))
※登攀高度と下降高度の差(α)は,測定誤差の累積によるものである。
[習得した技術]
今回の登山は登山学校の授業の一環として行われた。
習得した技術は以下の通である。
(1)岩稜歩行
(2)ショートロープの実践
以上