<アルバート公園の巨木>
ミルフォードサウンド(16):エピローグはプロローグ
(スケッチ旅行)
2003年1月28日(火)~2月5日(水)
<何となく過ぎ去る日々>
■帰国第1日目:2003年2月6日(木)
旅行中に使用した衣類の洗濯,資料の整理のために午前中を費やす.午後,源氏山方面へ2時間ほど散策する.
ニュージーランドと日本の時差は,それほどないので,それほど体調に影響することもないようである.
何となくボンヤリとしている内に,帰国第1日目は過ごしてしまう.
■帰国第2日目:2003年2月6日(金)
近ツリ(注:現在のクラブツーリズム)山旅スクール第5期富山(千葉)行に参加する. 5時30分に自宅を出発する.富山は,全く面白くなかった.というより,自分には合っていない企画のように思える.
ただ,何となくハイキングをしてきたような印象を受ける.
■帰国3日目:2003年2月8日(土)
S家(家内の妹の嫁ぎ先)の結婚式に参列する.
こうして,帰国後の3日間は,何となく慌ただしく過ぎ去っていく.そして,私は帰国後4日目辺りから,何時もの生活に戻れたような気がする.
■その後の主要行事
帰国後,色々が行事が立て込んだ.後々の山行のために,主要行事を列挙しておく.
2月14日(金);○○電○機出身○○懇談会
15日(土):○○審査
(注;8年後の2011年に振り返ると何をやったのか分からない)
16日(日);某登山グループと幕山ハイキング
17日(月):鎌倉○○会参加(当時,色鉛筆の教室に通っていた)
24日(月):山旅スクール第5期幕山山行
3月 1日(土)~2日(日);山旅スクール第5期三原山山行
3日(月):鎌倉○○会
8日(土):某学会研究会出席
9日(日):某登山グループ城山・幕山山行
17日(月):鎌倉○○会
23日(日):○○家結婚式出席
24日(月):○○大学卒業式
26日(金):○○大学懇親会
28日(金):山旅スクール5期秋山二十六夜山山行
■単著発行
出発前に,慌ただしく二校を仕上げた単行本『○○と○○』○○書房が,ようやく3月26日に出版できた.私にとって,8冊目の単著である.
でも,まあ,良くこんなに過密なスケジュールの中で,単行本まで出版できたなと,われながら感心する.
<エピローグはプロローグ>
駆け足ながら,ミルフォードサウンドトレッキングの復刻編集が終わった.
(注)編集作業を進めながら,あのときの毎日をつい昨日のことのように鮮明に思い出している.
実は,今回のミルフォードサウンドトレッキングを経験したことが切っ掛けになって,ニュージーランドに関心を寄せるようになった.その結果,既にこのブログに収録したルートバーントレッキングに参加することになった.
私達,湘南カラビナ隊では,来春,ニュージーランド北島のトレッキングを実現するために準備を開始している.機会があったら,その結果を,このブログで紹介したいと思っている.
(注)この北島トレッキングは既に実現している.
何れ,機械を見て,この旅行記も復刻再編集して,このブログに収録したいと思っている.
ニュージーランドトレッキングとは別に,一部の隊員が参加して,モンブラン山登頂を目指している.この結果についても,機会があれば,改めて紹介したいと思っている.
(注)このモンブラン登頂も,すでに実現している.
まさにエピローグは,新たなプロローグである .
*******ニュージーランド参考資料********
(注)以下の資料は2003年現在.
当時の状況を記録する意味もあって,今回は修正を加えずに,そのまま採録する.
<概況>
■略史
10c マオリ族が発見
1642年 オランダ人タスマンが発見
1769年 イギリス人クックが探検
1840年 マオリとワイタンギ条約調印.イギリス直轄植民地となる.
1904年 イギリス連邦自治領
1947年 イギリス連邦の一国として独立
■政体
英連邦加盟の立憲君主制
■地誌
面積 27.1万平方キロメートル(日本は37.1万平方キロメートル)
人口 331万人
人口密度 2人/平方キロメートル(日本は330人/平方キロメートル)
■主要都市
マヌカウ 19.1(万人)
クライストチャーチ 16:8
オークランド 15.0
ダンディン 10.6
ハミルトン 10.2
<主要指標>
■都市人口率
83.7% (日本は76.7%)
■産業別人口率(%)(カッコ内は日本)
1次産業 10.0 ( 8.0)
2次産業 26.7 (32.3)
3次産業 55.8 (56.3)
■GDP
394億ドル(日本は28,203億ドル)
■一人当りGDP
11,800ドル(日本は23,730ドル)
<宗教・文化>
■宗教
キリスト教英国教会派 34(%)
長老派 22
キリスト旧教 16
メソディスト派 7
■言語
英語,マオリ語
■民族
ヨーロッパ系 40(%)
(イギリス系 80)
マオリ人
ポリネシア人
<土地利用>
■用途別分類土地利用
農地 耕地 51(万ha) 1.9(%)
牧場 1368 50.5
森林 732 27.0
その他 530
■参考 [日本の土地利用]
農地 耕地 464 12.3
牧場 64 1.7
森林 2511 66.5
その他 727
<産業>
■農林水産業
ニュージーラン 日本
農業従事者 14(万人) 421(万人)
農業従事者1人当り農地 102ha 1.3ha
小麦,大麦,とうもろこし,えん麦,ばれいしょ,キャベツ,トマト,ぶどうなど
■鉱・工業
石炭 246万トン
葡萄酒,肉類,チーズ,バター
■発電量 282億kwh(水力 77.7(%),火力( 4.4)
<その他>
■時差
10月第1日曜日から翌年3月第3日曜日まで1時間の夏時間.上記期間は日本より4時間進む.
■通貨
紙幣: 5 10 20 50 100 NZD,
硬貨: 1 2 NZD 5 10 20 50セント
■出国税 25NZD
<気候>
1月 2月 3月
クライストチャーチ 最高 21.3 21.0 19.0
最低 11.5 10.4 10.0
クイーンズタウン 最高 21.0 20.9 19.0
最低 8.6 8.3 9.0
オークランド 最高 22.9 23.9 21.0
最低 15.6 16.0 17.0
ミルフォードサウンド 最高 18.4 18.4 21.0
最低 10.3 10.4 10.0
各種資料から抜粋引用しているのでオリジナルなものではなく統一性に欠ける.あくまで参考値.
**********復刻編集を終えて*********
2011年3月10日(木)
懸案であった旅行記の復刻編集が漸く終わって,ホッとしている.正直なところ,今更,何で昔の記事を編集し直すのかと言われると返答に窮するが,自分の歩んできた道程の一端を整理しておこうという年配者特有の心情がなせる業なのかもしれない.
私は,仕事では何回も海外へ出掛けたことがあるが,登山,トレッキングや観光で海外へ出掛けた回数はそれほど多くない.その中で登山とトレッキングに絞ると,以下の通りである.
2001年3月 アンナプルナダウラギリトレッキング(ネパール)
(アトラストレック)
2002年3月 キナバル山登頂(マレーシア)(アトラストレック)
2003年1月 ミルフォードサウンド(ニュージーランド)(近ツリ)
2003年8月 キリマンジャロ山登頂(アルパインツアー)
2004年8月 アパチャ山登頂(ロシア・カムチャッカ)
(アルパインツアー)
2005年1月 ルートバーントレッキング(ニュージーランド)
(湘南カラビナ隊・アルパインツアー)
2005年9月 モンブラン登頂(フランス)
(湘南カラビナ隊・アルパインツアー)
2006年1月 ルアペフ・タラナキ山(ニュージーランド)
(湘南カラビナ隊・アルパインツアー)
2006年7月 メンヒ・ユングフラウ登頂
(湘南カラビナ隊・風邪の旅行社)
2007年2月 ウィルフェルム山(パプアニューギニア)
(アルパインツアー)
2008年7月 ピスコ山・マチュピチ他(ペルー)(登山グループ有志)
2009年6月 ツブカル山(モロッコ)(アルパインツアー)
2010年8月 ロッキー山脈エルバート山他4000m級3座(アメリカ)
(アルパインツアー)
実は,たったこれだけの記録を調べるのに一苦労した.その理由はただ一つ,過去の資料の整理が行き届いていないからである.
この他にも,何回も海外に出掛けた折に,ちょっとしたトレッキングや観光をしている.これらの資料の整理もまだまだ不完全である.
一方,国内の山行でも,100名山には余り興味がないが,それでも,これまでに結果的には70山ぐらいは登っている.これらの資料もまだまだ放置したまま.
ここ15年ほどの間に,山行日数は優に2000日を超えていると想定されるが,正確な日数もまだ把握していない,これを機会に,なるべく早く山行記録を整理したいと思っている.そして,還暦を過ぎてからの山行日数が2500日か3000日を越える(た?)時点で,一人で乾杯でもしようかと思っている.
これらの資料を纏める場として,このブログを利用している.
クラウドコンピューティングが便利になってきた現在,特にブログを利用する必要もないのだが,整理の継続性からも,また,一緒に山へ登った方々にも些かの共感を得て戴きたいという気持ちもあって,敢えて暫くの間は,このブログを活用する積もりである.
夕方,坂上二郎さんが亡くなったことをテレビで知った.FHとほぼ同じ年代の方である.少々,ショック.
(おわり)
「ミルフォードサウンド」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/3f92429729e8969440bc31d48bd01dcf
「ミルフォードサウンド」の初回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/4c2a3bec46c7872e0a949bab9020960d
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