中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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のんびり六甲山縦走旅(2)

2006年12月04日 21時28分51秒 | 南アルプス・西日本

                のんびり六甲山縦走旅(2)
                <第1日目:その1>
                  (湘南カラビナ隊)
          2006年12月1日(金)~3日(日)

第1日目  12月1日(金):その1
  晴

<ルートの概要>
 新神戸=(地下鉄・山陽電鉄)=>須磨-->須磨公園=(ロープウェー)=>鉢伏山山頂/歩き出し→鉢伏山→鉄拐山→横尾山→馬の背→高取山→ひよどり=(神戸電鉄・阪神電鉄)=>岩屋→ビジネスホテルイリフネ(泊)
   

<山行概況>

■新神戸集合

 参加者9人は,のぞみ,ひかり,高速バスなど,それぞれ好みの交通機関を利用して,定刻9時45分に新神戸駅に集合する。私こと,flower-hillは,一昨日,丹沢塔ノ岳に登った際に,何となく緑の窓口に立ち寄って,「のぞみ5号」の指定席を購入した。第一線を退いてからは,さすがに出不精になった。だから,新幹線を利用するのは,ほぼ半年ぶりのことである。
 新横浜の新幹線待合室は,ヤケに狭い。折から金曜日とあって,ただでさえ狭い待合室は,旅行者で溢れかえっている。「のぞみ5号」の発車時間まで,まだ暫く時間がある。私は漸く空いたベンチにリュックを膝の上に抱えたまま座りこむ。そして,ぼんやりと通路を見ていると,同行の仙人がトイレの方に向かっていくのが見える。途端に私も小用がしたくなり,仙人を追う。
 ホームに上がると,同行の晴明神とバッタリ会う。これで,座席はバラバラだが,同行者3人が同じ列車に乗車していることが確かめられた。
 列車は順調に走っている。時間が勿体ないので,某学会から依頼されている論文の査読を始める。査読を依頼された論文の執筆者は,どうやら若い方のようである。なかなかの力作だが,どうも抽象的かつ論旨が一貫していないところがある。さて,どう指導したらよいのだろうかと思案している内に,瞬く間に京都を通り過ぎる。
 9時41分に新神戸駅に到着する。改札を出ると,目の前に置いてある大きな酒樽が目に付く。先着の連中は,酒樽の脇で円陣になって盛んに何事か話し合っている。皆,うきうきした表情をしている。定刻には参加者全員が無事揃う。
 今回の山行は,神戸に土地勘のある消防署員(あだ名)がGL代行を努めている。何時も几帳面な消防署員は,先日,わざわざ下見に現地を訪れている。神戸の街に土地勘のない私達は,阪急,阪神,JRの線路がどうなっているのか,あまりよく分からない。消防署員の指示に従って,ややこしい乗車券を購入して,どっちの方向か分からないが,とにかく移動をし続ける。そして,10時29分に山陽電鉄の須磨駅に到着する。

■登山開始
 須磨公園発10時45分のロープウェーに乗車する。3分ほどで鉢伏山山頂駅(標高190m)に到着する。ここから,いよいよ第1日目の登山を開始する。まずは各自ストレッチを入念に行う。そして,11時00分に歩き出す。
 歩き出してすぐに鉢伏山の山頂に到着する。茶店が1軒,山頂にある。

               <鉢伏山山頂>

 何となく俗っぽい印象を受ける。茶店の脇から瀬戸内海が広がっているのが見下ろせる。対岸の淡路島もすぐ近くに見える。まだ,休憩を取るほど歩いていないので,休憩を取らずに,鉢伏山の山頂を通過する。落葉樹林帯の中に,のどかな散策路が続いている。
 いよいよ,長い道程の六甲山全山縦走コースの始まりである。
                      (つづく)



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