<地図を片手に>
[復刻版] 秋の丹沢;高松山・シダンゴ山縦走
(山旅スクール5期)
2004年11月14日(日) 曇
<登山地図>
<プロフィールマップ>
■新松田からタクシーで尺里峠へ
8時30分,小田急線新松田集合.
サンダーウエスト山岳ガイドの指導の下で地図読み実習を目的に尺里峠から高松山,シダンゴ山を一周して,寄(やどろぎ)まで出る予定である.
参加者は5期生10人余りである.
新松田駅前からタクシーの分乗して,登山口の尺里峠(標高約530m)まで移動する.
8時55分,尺里峠駐車場に到着する.駐車場の傍らに第六天の標識が建っている.
<尺度峠駐車場> <第六天の標識>
■地図を片手に歩き出し
ガイドの指揮の下に,ストレッチを入念に行ってから,9時30分頃,地図を片手に出発する.暫くの間は雑木林の中の長閑な山道が続く.
9時41分,案内杭の前を通過する.案内杭に「高松山40分」と書いてある.
その後,暫くの間,杉林の中の登山道を登りづける.防火のためか道の両側に広い空間が取ってある.
<高松山>40分の案内板>
<杉林の中の登山道>
■高松山山頂
10時33分,高松山山頂(標高801m)に到着する.ここで15分ほど休憩を取る.
山頂は杉林の中.広場になっている.広場の中央に「頂上」と書いてある案内杭が立っている.
案内杭の前で,三々五々,記念写真を撮っている.
私たち以外にハイカーの姿はない.
<高松山山頂>
■尾根伝いの道
11時頃,高松山山頂を出発,尾根伝いに北に向けて歩き出す.
11時49分,西ヶ尾(標高805m)付近の平地で,地図読みの実習を行う.地図の上で,コンパスを使って,現在地を確認する.
<西ヶ尾付近の広場で現在地確認>
■鉄塔を通過
さらに尾根道を北に進んで,12時12分,新秦野線29号鉄塔に到着する.
「・・鉄塔は現在地確認のために,絶好の目印になります・・・」
というガイドの説明を聞きながら,地図上の自分の位置を確認する.
<鉄塔に到着>
■871m峰の標識
13時丁度にダルマ沢の頭(標高871m)の標識を通過する.
871メートル方を過ぎると急な下り坂になる.ついで,なだらかな道が200メートルほど続いたあと,また急な下り坂になる.
<ダルマ沢の頭の案内板>
■鞍部に向かう途中シダンゴ山が見える
871メートル峰から,標高差で200メートルほど下って,13時52分頃,鞍部を通過する.
下り坂の途中,木の間からシダンゴ山の山頂が見え隠れする.
<シダンゴ山を見上げる>
■突然のハシゴ
両川沿いの道を下っていると,突然崖の上に飛び出す.人工の崖である.崖には長い階段が取り付けられている.別に危ないわけではないが,何となく背筋がゾクゾクする嫌な階段である.
各自,間を空けてユックリと階段を下りる.
階段を下りたら,すぐに地図で現在地を確かめる.
<長い階段を下りる>
<現在地がどこかを地図で確かめる>
■シダンゴ山山頂
広場の片隅にシダンゴ山(標高758m)の案内板がある.13時54分,広場を出発して,シダンゴ山山頂を目指す.かなり急な坂道を,標高差で100メートルほど登りつづける.
14時07分,無事,シダンゴ山山頂に到着する.
山頂で,指導して頂いているガイドからお茶のサービスを受ける.
「山で疲れたら,熱くて甘い紅茶が一番良いですよ・・疲れが取れますよ」
とガイドが教えてくれる.
<広場からシダンゴ山山頂を目指す>
<シダンゴ山山頂からの眺望>
<シダンゴ山山頂で山岳ガイドさんからお茶のサービスを受ける>
■寄に下山
15時頃,シダンゴ山山頂を出発する.
山頂付近の急坂を過ぎると,後は長閑な山道になる.
15時22分頃,茶畑が一面に広がる里に到着する.
15時35分,中津川に架かる橋を渡る.15時45分頃,私たちは,無事,寄の自然休養村管理センター前に到着する.
<茶畑が見え始める>
<橋を渡って寄へ>
■弘法の湯で一休みして解散
寄から専用車に乗車する.
鶴巻温泉「弘法の里湯」へ直行する.16時46分,弘法の里湯に到着する.
風呂に入ってから,所ジジをしたり,雑談をしたりで,1時間半ほど過ごしてから自由解散.
私は,普段アルコールを嗜まないが,進められるままに,ほんの一寸だけお付き合いする.お腹が空いているので,ソバが美味しかった.
私は,18時過ぎに,弘法の里湯からおさらば.小田急電鉄で相模大野,藤沢を経由して,19時過ぎに無事帰宅する.
<弘法の里湯で一休み>
<ラップタイム>
9:30 尺里峠歩き出し
10:33 高松山(11:00発)
11:49 西ヶ尾
12:12 鉄塔下
13:00 ダルマ沢の頭標識
13:54 シダンゴ山山頂(15:00までティーブレーク)
15:45 寄
[山行記録]
■水平歩行距離 9.1km
■累積登攀高度 786m
■累積下降高度 1039m
■所要時間(休憩時間込み)
尺里峠 発 9:30
寄 着 15:45
(所要時間) 6時間15分(6.75h)
水平歩行速度 9.1km/6.75h=1.35km/h
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丹沢に興味を持ち始めた頃の懐かしい記録である.
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(おわり)
「丹沢の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/44d56a94d9748a62a8b747ae483682fe
「丹沢の山旅」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/ffe1e99e76d361141d9e241e68513810
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[編集後記]
2012年1月27日(金)
ついこの間,新年を迎えたかばかりなのに,もう少しで,1月も終わりである.
何となく慌ただしいような,暇なような,落ち着かないような気分のまま1月が終わろうとしている.この一ヶ月の間に,私は一体何をしたんだろうか.振り返ると貴重な毎日をのんべんだらりと過ごしてきたのではないかと反省する.
今朝も相変わらず寒い.でも,塔ノ岳の冬景色はさぞかし見事だろうなと想像すると,今すぐにでも塔ノ岳へでかけようかという気になる.今,4時を少し過ぎたところ.これから準備をして家を出れば,大倉発1番バスに十分に間に合う時間である.でも,今日は色々としなければならないことばあるので,塔ノ岳詣ではやめておこう.
ところで・・・
古い山の資料を整理していると,ときどき自分の写真が出てくる.ここで古い資料と言っても,せいぜい2000年代中頃以降の資料なので,たかだか6~7年前のもの,そうやたらに古いものではない.でも,そこに写っている私の顔は,現在の私に比べると,シワは少なく肌つやも格段に良い.日々の僅かな変化だけを見ていると,自分が年を重ねているという実感に乏しいが,こうして,数年のスパンで比較してみると,随分と年を取ったなと気付かされる.
現在の私は,丹沢といえばもっぱら塔ノ岳往復だけだが,僅か数年前までは,仲間達と一緒に,随分と色々なところへ行っていた.今回纏めた高松山・シダンゴ山のコースは,丹沢ではマイナーなコースだが,私にとっては,とても懐かしいコースである.
・・・さて,今日は,“忙中閑あり,閑中忙あり”,どっちか分からないが,午前中に野暮用を済ませて,午後から少々散歩.その後は,この春の展覧会に備えて,絵の制作にとりかかるとしょうか.
(愚痴おわり)
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