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浄化装置“試運転で濃度低下

2011-06-14 22:42:14 | 東北関東大震災関連
浄化装置“試運転で濃度低下” NHKニュース

東京電力福島第一原子力発電所で、たまり続ける高濃度の汚染水の対策の鍵とされる浄化装置で、試運転が14日朝から始まりました。試運転の結果、放射性のセシウムの濃度が、およそ3000分の1に減ることが分かったということで、東京電力は今月17日から本格的な稼働を目指すことにしています。
試運転を開始したのは、福島第一原発で高濃度の汚染水を浄化する装置のうち、アメリカのメーカーが製造した主に放射性物質のセシウムを取り除く部分で、14日午前3時45分から比較的濃度が低い汚染水を使った試験を始めました。試運転では、午後2時ごろにいったん作業を止めて処理した水を分析した結果、セシウム134の濃度がおよそ2900分の1に、セシウム137の濃度がおよそ3300分の1に減ることが分かり、東京電力は「処理の能力は発揮できている」としています。福島第一原発では、原子炉に注入した水が、高濃度の汚染水となって施設内に10万5000トン以上たまり続け、汚染水の移送先がなくなって、あふれる高さに達するまであと2週間程度とみられています。汚染水の対策の鍵とされている浄化装置の試運転は、当初は今月10日から始まる予定でしたが、水が送れなくなるなどのトラブルが重なり、開始が4日遅れました。浄化装置のうち、フランスのメーカーが製造した、特殊な化学物質を使って放射性物質を取り除く別の部分については、15日から試運転を始めることにしています。東京電力は、5日間としていた試運転の予定を1日短縮したうえで、今月17日から高濃度の汚染水を使った本格的な運転を目指すことにしています。


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