4月29日。
皆さんは何が一番最初に思い浮かびますか?
まずは、これまでの4月29日を振り返る。
○天長節(1927〜1947)
大日本帝国憲法下での昭和天皇誕生日。
教育勅語に触れ、帝を慈しむ神聖な日であった。
○天皇誕生日(1948〜1988)
戦後に天皇誕生日に改名。
祝日法改正や日本国憲法制定で「ゴールデンウィーク」を為す休日に。
また、競馬の春天皇賞をこの日に開催していて、フジテレビの午後のワイドショーで生放送していたとか。
○みどりの日(1989〜2006)
昭和天皇崩御。
生物学者としての先帝(当時)のこともあり、緑や自然を大切にする祝日に。
前はこの日に発行する毎日新聞が緑色の地紋であった。(いまは5月4日)
天皇誕生日は12月23日→2月23日。
○昭和の日(2007〜)
祝日法改正。
激動から立ち上がった昭和に思いをはせるために制定。みどりの日は5月4日へ。
と、まあこんなに変わってるが、85年生まれの自分はいまでもみどりの日。
なぜなら、小学校当時、この日に運動会が開催されていたから。
いまの秋田市内は5月の半ばの土曜日にやっていたが、当時は土曜日出校日があったのととりわけ仁井田は農家が多く田植えにかぶることもあり、みどりの日に開催されていた。
ちなみに秋は市民レクリエーション大会・町内対抗運動会が開催。
福島県など東北は他でもやっているようだが、これはいつかのべつな話。
朝6時にのろしが鳴れば開催。
短距離と学年別種目が午前、午後はクラス対抗リレーと綱引き。
低学年は午前で終了。
前にも書いたが、当時の仁井田は人口爆発な時代で、3クラス→4クラス→5クラスと増えていった。
1年2組→6年2組までの縦割り対抗は5クラス揃わない学年やだんだんゆとり化に入ってきたため、廃止された。
昼は漫画で見るようなグランドでママのお弁当を家族で!ではなく、米飯おにぎりと豚汁と牛乳の給食がある。
仕事や経済差で出来ない子対策らしい。
米飯おにぎりはいまは数を減らしつつあるヤマザキデイリーストア→デイリーヤマザキで販売してるあれ。
ただ、どこの家もかなり家族来て今で言う3密的にグランドの家族席がうまり、以前撮影した学園町の市道にも溢れていた。
祖父母とかも来た家がかなりあって、自分のとこもこうだった。
あまりにも集まるからか、ババヘラが登場していたが児童の購入は禁止されていた。
また、よく秋田テレビの鈴木陽悦アナ(当時)がよく取材に来て夕方のニュースで取り上げられていたのも印象深い。
ちなみに、秋田市の当時の天気をgooの過去天気でまとめた。
1992 くもり時々晴れ 13.6度
1993 くもり 13.7度
1994 くもりのち雷雨 15.5度
1995 晴れ 24.9度(観測2位)
1996 くもり 19.1度
1997 くもり 18.3度
いつも晴れてるイメージがあるが、特異日でもなさそうだ。
1994の雷雨は途中で午後の部打ち切りなった以外中止はない。
中止の場合はゴールデンウィーク内に予備日があり、それも雨だと体育内対応らしいが発動せず。
昨年は新型コロナウイルスのために体育内対応が発動して7月に開催されていたらしい。
足は速くなかったのに、当時は雰囲気が楽しかったもんで。
こんなに語れるのも、たぶん4月29日に固定していたからかも。
だからいまの5月開催は、暑くなるしどうにも。
アフターコロナになったら、4月29日復活はどうでしょうと思いますが、働いてる人がたくさんいるから厳しいかなぁ…
自分も29日勤務は結構あるし。
ちなみに今日は走り梅雨のようなシトシト雨。
だよねえ。昔は桜がまだ咲いてる時期なのに、もうおわるぐらい季節速いし。
参考研究:秋田市立仁井田小学校、goo過去の天気秋田市(上)。
突然みどりの日になって、未だによく分からない祝日になってしまいました。
しかも現在は、5/4にずれてしまったので、みどりの日という印象はさらにぼやけているというのが本音です。
11/30と12/23が数年後どうなるか、見ものですが。
12月23日はもう平日で馴されてる感があります。
11月30日は皇嗣誕生日でしたか。
今上陛下が退位したらその日はお休みかも。
なので、現在は祝日法があるものの、ハッピーマンデーに代表されるように、政治家の判断でなんとでもなるのが現状です。
そのため、実際はどうなるか未確定なところもあると思います。
ハッピーマンデーの時代でも誕生日はずれませんでした。
この9月も、いつの間にかシルバーウィークになりました。
動きすぎる秋分を避けるため、固定されたりがあるのか。
天長節祝日として、秋に祝日を設けられていた、というのが正確です。
今は、真冬の時期ですからね。
そう考えると、たしかにすごい時代だったかも。
そうなるとついに、なんですが。
いまの両陛下が6月に結婚したのはまさか、と思ったり。
悠仁さまは9月。
でも変わったりはないでしょう。
そういう時代がまた来るかどうかも気になるところです。
生まれても世論はどうなのか。