前編で将軍野の小学校のカオス学区を電柱巻きの看板や秋田市の学区表から取り上げた。
こんどは加工しないで切り出した秋田市の学区再編地図。
こんどは加工しないで切り出した秋田市の学区再編地図。
桃=高清水(新国道周辺、セブンイレブンや将軍野交番)
緑=外旭川(草生津川右岸、桜並木やJR橋梁)
黄=港北(桂町など、自衛隊や旧プランタン)
青=土崎南(向山、双葉町)
赤=飯島南(青山町、堰越)
である。
まず取材しておもったのは、
なんでこんなに分断されてるんだ?と。
仁井田の与左衛門や横山の話は大字で杓子定規に決めた感があったが、こちらは逆で、しらべたら小路一本で切り分けられてるようなとこがあったりした。
自分は仕事でまわったり土崎に出るのに行きやすいからよく使うが、決定的な分水嶺がない。
不動産屋とかはこれ理解するのそうとう厳しそうな予感。
続いて、
通学めんどくさそう…と。
高清水と飯島南はたぶん近いから間違いないが、外旭川、土崎南、港北に振り分けられたとこ。
外旭川学区は高清水小学校まで20分もあるけば着きそうなのに、なぜか徒歩1時間もかかりそうな外旭川へ振り分け、土崎南でもない。
土崎南も高清水からまだ近いのに、狭く危ない向山踏切をわたらせて外旭川や高清水の学区を通過して自衛隊通りをわたらせて土崎南まで行かせている。
しかも、東部になると外旭川のが案外近くなる。
港北は飯島南が一番近いのに、自衛隊通りを渡りながながと歩き土崎のはずれの港北にいかせている。
体力つきそうな話です。
自分より遠い子が近くの学区というパラドックスである。
一応救済措置としてどうしても厳しいなら指定変更はきくらしい。
また、旧市営バスの神田土崎線ありきで決めた感が一部であるが、廃止されている。
横山問題と同じだ。
ただ、事情とメリットもしらべたらわかってきたものがあった。
まず、昔は飯島南小学校がなかったこと。
そのため外旭川や港北にわけられていた名残があったとか。
さらに高清水小学校が木造校舎で受け入れに難があった可能性があったとのこと。
そして、市営バスや市電の利用促進か。
メリットもあるかも。
たとえばいじめにあった時にすぐ学校を変更できるとか。
反対に遊園地からなかよくなった友達が一気に分断されたりするなんても。
現在秋田市は学区再編を計画中。
飯島南は上新城と統合や泉外旭川駅やスタジアム次第での外旭川の再開発など、一気に学区がかわることもかんがえられる。
仁井田からしたらまったくわからない話であり、なかなか珍しい話である。
アフターコロナ、将軍野の人に会えば聞いてみたらいい。
「あなたはどこに通ってましたか?」
ちなみに中学校の学区は
高清水→将軍野
外旭川→外旭川、将軍野
港北→土崎
土崎南→将軍野
飯島南→飯島
とのこと。
広く浅く「旭南学区は広い」(旭南の話です)
【追記】秋にABSラジオ「エキマイク」でマティログと藤田アナ(夏休みアナの代打)が入ってた日にマティログが外旭川→飯島南に変わった話をしていた。
どうやらこのあたりのサンパークとかか?
ちなみに藤田アナも外旭川とのこと。
港北小は、秋田市で児童数が多い小学校の上位。隣の土崎小は少ないほうの上位。
そして港北小の学区は異様に広い感じもします。他の学区も含めて、そういう点を平準化できればいいのですが。
反対に土崎は学区が狭く、居住地が案外少なく家もふるいから世代的にも利用的にもむべなるかなと。
さらに、将軍野っていうのが昔は無くて外旭川、寺内、飯島の村だったのが旧村をそのまま指定したままなのかなとも。
土崎中学校+将軍野中学校
秋田北中学校+飯島中学校
土崎小学校+土崎南小学校
下新城小学校+金足西小学校
あたりが、北部の再編検討校とされています。
多少の線引変更はもしかしたらあるかもしれません。
そういえば、御所野堤台地区に、御所野地区2つ目の小学校という話もあったようですが、どうなったんでしょうか。
御所野第2小学校はたぶん頓挫かと。
横山、古野あたりを考えたら便利だったのでしょうが。
飯島小の学区の一部が飯島南に変更があったので、細かい変更は今後加えられそうです。
大変かもしれませんが、いじめとか部活とか見たら選ぶ権利が多くて羨ましいです。