12月。いよいよ浮足が立つ。
いい季節だ。
冬休み近い学生には、その前に定期テストがある。
この定期テスト、当時は中央とあとどっかしか2期制でなかったから、大変めずらしい経験をしたもんだった。
基本は2コマ〜3コマで半ドン。
何が違うかといえば、時期。
当時の3期制→5、7、10、12、3月
2期制→6、9、12、3月
つまり、2期制は時期がずれていたのだ。
3期の期末が2期の中間になるなんて面白いこともあったりする。
また、6月開催のため文化祭はテストあけ。
3期は文化祭後のテストだから、これはいい思いした。
12月と3月(ただし3月は少しずれたはず)以外はテスト期間中秋田駅前の昼間がガラガラで、反対に3期の期間中は夕方がガラガラなんてのも見た。
いまは全部2期になり、こんなことは、もうない。
ちなみに、定期テストはセンター教科以外も存在し、体育や芸術なども数値点数化されて加算されていた。
授業態度がよろしくないと、いくら成績が良くても態度でCがつく時代。
テストの点数が低い場合は、他の観点別項目がすべてC確定なので、態度までC(すなわち、オールC)にすると、評定が1になってしまうため、不本意ながら態度をBにせざるを得ない場合もあるようです(で、2として付ける)。
いくら絶対評価とはいえ、1は出しづらいらしい。
不登校などでつけられない場合は、評定不能として、該当欄に斜線が引かれます。
留年の赤点は35点以下ですが、しっかりやれば35はいくようになったはずです。
今は、観点別評価というのがあるので、知識・技能、思考・判断・表現、態度の3つをABCでつけて、それを基に5段階評価をつける形になります。
態度が平常点で、テストの成績(場合によっては、単元テストや小テストなども含む)は、残りの2つの観点で評価するケースが多いです。提出物なども、平常点に入ると思います。
それを使うとよくなります。
観点別は20年前から一部で使っていたような。
ただ、知識・技能と思考・判断・表現については、定期テストなどで厳格に区別して出題する必要があるので、教科によっては、出題が面倒になった部分もあるようです。
逆に、観点別に出題しやすい教科は、減点するかしないかが面倒といえば面倒そうです。
ただ不良生徒も進学校は態度が悪くないんですが。
さらに、実技点数も。
なので、不登校生徒が評定不可になりやすいのは、実は5教科以外だったりします。
時代が求めてないのかも。
ウエートが大事かもしれません。
> 不登校などでつけられない場合は、評定不能として、該当欄に斜線が引かれます。
調査書になると、1という評価になる場合もあるようです。
オール欠課同然だと、やはり評定不能というケースもあるようですが。
難度下げると進学校は悲惨なことになりますし。