ヘルパーさんの活躍

ケアマネジャーからの投稿です。
紅葉が山裾まで染まり、炬燵の恋しい季節となりました。
担当させていただいているA様の御宅には11月初めには炬燵が準備されていました。A様は介護拒否があり、ご家族にはオムツ交換をさせません。
そのため、ヘルパー支援でのオムツ交換となり、2箇所のヘルパー事業所に依頼。Ｂ事業所はＡ様の拒否があまりにも強いため、事業所内で対応について話し合った結果、支援のお断りの電話を申し訳なさそうに伝えてこられました。
これは困ったと当社フリーウェイのヘルパーさんの初回支援日にケアマネの自分も訪問しました。Ａ様はヘルパーさんに「うるしゃー！何するんだー！」と大きな声で威嚇されました。しかしヘルパーさんは動じる事なく、素足のＡ様を心配し、「靴下を履いていなくて寒いでしょう？靴下をはこうか？」と、自分の手のひらでＡ様の足をさすり、温めはじめました。暫くするとＡ様は自分の足をヘルパーさんの方に出してきました。その後、手早く汚れたパジャマとオムツを交換しながら清拭も済ませてくれました。
支援終了し、退出する際、Ａ様はそっと小さな声で「ありがとう」と言われました。
私達ケアマネの仕事はご本人様、ご家族様だけでなく、医療や行政、民生委員さん、各事業所の方々の協力なしには支援がスムーズに行われません。Ａ様、ヘルパーさん、本当にありがとう！
Ａ様のやんちゃはまだ続いていますが、ヘルパーさん、これからも宜しくお願いします。