ケアマネジャーからの投稿です。
あちこちで梅の花が咲き誇る中、花粉症のくしゃみも始まり、着実に春は近づいています。
2月14日にケアマネと富士宮市民児協との意見交換会に参加させていただきました。
富士宮市内には232人の民生委員の方がいて、児童委員も兼ねて生活されています。民生委員は厚生大臣から委嘱された、非常勤の地方公務員(給与の支給は無く、ボランティア)ですが、地域の見守りと身近な相談相手として活躍されています。
ケアマネジャーは主に高齢者を対象としていますが、民生委員の方々は地域住民の医療・介護・妊娠・子育て・失業・経済的困窮まで相談は膨大です。
その為、民生委員の役割は直接、それらの問題を解決するのが目的ではなく、専門機関へのつなぎ役を担っています。
民生委員の方々からは最近は高齢者の問題だけではなく、若い世代のアルコール依存症やうつ、引き籠りによる就労問題なども増えているそうです。
又、近所の方が知らないうちに高齢者世帯の方が親族の家に引き取られたり、長期の入院や施設に入所される場合もある為、ご本人と連絡が取れずに困るケースも増えているそうです。
個人だけでは解決しない問題は年々増えています。
市は勿論、地域の包括支援センター、民生委員の方々とこれからも定期的に情報交換をしてゆく事の大切さを学びました。