左端がゴウギャン、その横がミュシャ、右端がゴウギャンの奥さんアナ
(於:堺市 アルフオンシ・ミュシャ展より)
アルフオンシ・ミュシャ展で気が付いたことが2点あります。
ミュシャはチェコ出身、1900年前後パリで活躍したグラフィックデザイナー、イラストレーター、画家です。
希しくも日本では同時代、岡山県邑久郡出身の竹久夢二が本の表紙絵やイラストレーター、画家、詩人として活躍しています。
その余りにも違う作風に驚きを感じます。
アフリカに起源を発する人類が日本のような穏やかな気候の中で農耕民族として土着したのと、厳しい環境の中、
北へ北へと獲物を追っていった狩猟民族の違いだろうか?と勝手な思いを馳せます。
あと、写真に写っているゴウギャンは昔映画で見たカークダグラス主演「炎の人ゴッホ」のアンソニー・クイーンと重なるぐらい
よく似ていたのには驚きました。
次回は竹久夢二の作品の一部を掲載します。