残月録

残月がやがて消えていく間にも、私の日常生活の中に何か一瞬の輝きを求めて写真を撮っています.

シンダモンノハナ

2020-10-12 12:43:28 | 日記










子供の時彼岸花を家に持って帰って
「そんなもん、家に持って帰ってきたらあかん。
早う捨てておいで」と祖母にひどく怒られたことを
未だに忘れないで覚えています。
彼岸花の茎には強い毒性があって経口摂取すると
よだれ、吐き気、腹痛、下痢、ひどい時は
神経麻痺から死に至るそうです。(Wikipedia)
それ故土葬後、ネズミ、モグラ、ミミズなどに死体を
荒らされないように墓地に多く植えられたそうです。
”赤い花なら曼珠沙華”と歌にも歌われているように
彼岸花には地方によって色々な呼び方があります。
熊本国府高等学校の調査によると約1000種類位あります。
表題はその代表的なもので以下目についたものだけ
記載しておきます。
ドククサ、カジバナ、ヤクビョウバナ、キツネノタンポポ、
ヘビクサ、変わったところではナンマイダッポ等があります。
いずれにしても奇麗な花はに棘があると言いますが、
私見ですが”赤い花には毒がある”とでも言っておきますか。