残月録

残月がやがて消えていく間にも、私の日常生活の中に何か一瞬の輝きを求めて写真を撮っています.

竹久夢二

2020-10-04 18:24:37 | 日記
女性を描いて、パリで活躍していたミュシャと同時代に
日本では大正浪漫を彷彿させる竹下夢二が女性を題材として
本の表紙の絵図、挿絵、日本画、詩人として活躍していました。
岡山市内にある夢二美術館より代表的な作品を4点表示しておきます。

   宵待草
待てど暮らせど暮らせど 来ぬ人を
宵待草の やるせなさ
今宵は月も 出ぬそうな

暮れて河原に 星1つ
宵待草の 花が散る
更けては風も 泣くそうな


           夢二自画像







(於 岡山市中区 夢二郷土美術館より)