佛暦2560年 6月3日
今朝もまた冷たい風と晴れ渡る青空が広がる気持ちいい夜明けだったのですが…小魚達やカニ達エビ達といった水棲の皆さんの姿がまるで見当たりません。
そのせいか、手持ち無沙汰なリトル・イーグレットさん達は…
( ˆ ˆ ;;)…わずかなごはん(小魚)を巡る領土問題に由来する小さな遭遇戦が頻発していました。
こうした取っ組み合いに見える行動の八割方はやはり「ケンカ」だと考えられるのですが、稀に…
激しくぶつかり合った後、こうして共存しているところを見ると一概にそうだとも言い切れないように考えてしまいます。
通説では鷺類の繁殖期は4月から8月一杯までと報告されていますが、こちらの川っぺりでは2月くらいからボチボチ婚姻色を発す個体が出始め、6月あたりから件の婚姻色が消える個体が現れています。
ともあれこの時期はイーグレットさん達にとって、ムッシュムラムリング☆シーズン真っ只中には違いありません(笑)。
( ˆ ˆ )願わくば「仲良きことは美しき哉」な、ところもすこしは見せて頂きたいものでありますね。
( ˆ ˆ )みんなおはよ。
今朝は(写真を撮り損ねていますが)珍しく…いや、個人的にはこの川っぺりで初めて蛇を見ました。
それは用水路に水を引き込む支流の水面に一匹のシマヘビくんがドンブラコッコ~ドンブラコ~と、流されていました。
この支流は土手向こうに水を引き込む水門が設けられていて、水門から先はおよそ10mほどトンネルになっています。
彼は水面に浮いていた為、まるでギロチンのように見える水門の板戸にしたたか全身を打ちつけて、あっさりと濁流に飲まれ、そのトンネルの中に消えて行きました。
こうして毎朝川っぺりに座っていると様々な生きもの達の「生と死」が目の前を通り過ぎて行きます。
一瞬、一刹那で全てが変わる今朝の川っぺりはこれまでに御座います。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
230 拝