最近、拙ブログにおいてPCXやドラレコ関係の記事へのアクセスが、妙に伸びています。
そう言えば先月は、二輪車史上初となるPCXのハイブリッド仕様も出揃って、125ccクラス辺りのバイクで何を購入するべきか迷い、少しでも多くの情報を求めていらっしゃる方々が相当数いらっしゃるご様子とお見受けしました。
そこで、私もその節には様々なサイト様やブログ様に、とてもお世話となった身でもあります。
なので、私なりの御恩返しとして、この記事が何方かの新車及び新装備の導入の一助になればと願いつつ、以下より駄文を書き綴りたいと思います。
「PCX JF81•レビュー」
まあ、走りの特性等に関しては、いまさら私ごときがくどくどと申し上げる必要は全くないでしょう。なので一言だけ。
敢えて云おう! PCX JF81とは「タイヤ付きの、走るソファー」であると(笑)。
というのは、私自身がJF81を購入する以前に様々な企業サイト様や個人ブログ様で多車種(N MAXやクロスカブ……あと、スズキのバンバンwとか)をも含む情報を連日ネットで漁っていて、そのどこかで見かけたこの一文で、ほぼPCX購入の意志が固まりました。やっぱね、快適さが一番ですよー。
そして約3ヶ月間でおよそ1800kmほど走行した実感として、私の方からは「その文言に、一切の偽りなし」と、だけ申し上げておきましょう。
という訳ですので、走り以外の点でレビューしたい事はとなると……あ、そうだ。一点だけありますね。あはは、あのね、それは。
メッチャ! 見られてます!(笑)。
おじいさん、おっさん、そして大、高、中、小の学生諸君に至るまで、およそバイクが好きそうな野郎共からの熱い視線を一身に、毎日ビシビシと感じております。
おそらくは地域差もあるのでしょうが、先代のJF56までのPCXなら、こちら方面でも未だ巷に溢れる勢いで見かけているのですが、こちらの私方面ではまだまだJF81をめったに見かけないという現実が、この怪奇現象に大きく作用しているように愚考しています。はい。
とはいえ、なんかギラついた野郎共が発する熱き怪光線に始終晒されているとなると、如何にオッサンとしてそれなりに年季の入った私と言えども……ウホ! 乙女の薔薇な危険の香りが危ない! ヤバい! イヤーン! というようなお気持ちが、激しく理解、共感できると言うモノなのです。ウホウホ!。
あー、自分でも一瞬何を言っているのかよく分からなくなりましたが、もしも、貴方がJF81やハイブリッドを購入した際にはもれなく! 老若野郎共から迸る、熱いビームの波状攻撃がついてくる「かも」しれませんので、どうぞその点にだけは十分ご注意下さいませ(笑)。
ホントにマジで、道端やコンビニ前等で、知らない男性からいきなり話しかけられたりも、結構しますよ。
因みに現在までのところ、女性からは何色の視線も光線も熱線も、ほぼ発生しておりませんので御座いますので、その点についてはご安心下さい、ま、せ、んんんー(血涙)。
「ステッカー•レビュー」
まずはステッカーのお話から。
今年1月にいわゆる「煽り運転の厳罰化」が警察庁から発布されました。
そもそも煽り運転の実態とは、その危険性に反して、実際の「事故」にまで発展しないケースが大半を占めています。
故にドラレコによるリアルタイムの映像とは、いざという時の証拠としてとても大きな有効性を発揮します。
だけど正直なところ、ドラレコは導入するとしても、外部に向けてステッカーを貼ることには何らかの忌避感を感じている方々が沢山いらっしゃると、私はお見受けしています。
その忌避感の正体とはやはり、昨年10月に東名道で車を強引に停車させ、人死ににまで及ぶ大惨事を引き起こして尚も、ふてぶてしく尊大な態度を崩さなかった、あの犯人のような粗暴なドライバーが……もしも。
「(自分の後ろにそんな奴が居たとしたら、ステッカーなどでいたずらに刺激したくない)」
と、いうような怖れから、車にステッカーを貼る事には二の足を踏む方々が存外に多いようです。
そのお気持ちは十分に理解出来ます。
だからもちろん無理にお勧めはしません。
お勧めはしませんが、無礼を承知した上で敢えて言うならば、その怖れとは現実的な根拠に乏しい「妄想」に過ぎません。
もちろんあの犯人のような無頼の輩もいます。居ますけれど、私見ではあのような見るからに悪人面をした輩よりも、一見普通の生活者に見える人々の方が常習的に煽り運転を行っている割合が高いと考えています。
私は四輪も運転しますが小型バイク(が好きなので)の運転歴が長いおかげで、今までに散々煽られて来ました。
そして毎回ではありませんが、私はある程度の安全が確保出来ていると、自己責任において判断できた状況ならば(大体は赤信号で車が停止している時などですね)必ず、煽って来た運転手の顔を、目視にて直接確認しています。
その数十年の観察結果と地域性等の差違も加味して考えた場合、あの犯人のようなある意味で分かりやすい亡者よりも、むしろ一見(男女を問わず)普通に見える人々の方が、畜生にも劣る悪質な煽り運転を行っている場合が多い傾向にあると認識しています。
また、その傾向は年々増加しつつあるようにも感じています。
ここから先を綴るには、こうした私自身の所感に依った主観による推測にならざるを得ませんが、ある程度の確信を持って私の推論を述べたく思います。
これは、あくまでも一部の人々の話ですが。
「バレなければ悪い事をやっても構わない!」むしろ、それどころか「上手に悪い事をしなきゃあ、損だ!」とまでに狂った人々が、残念ながら今のこの国では、現在進行形でどんどんと増えています。
また、こうした悪しき考えとは、私自身の心にだって芽生えることが間々あります。
ただし、私はブッダの教えに基づき、これらの悪心所を狩ることには些少ながら慣れています。だからまだ、今のところはいろいろと助かっています。
そして先文ではドラレコの映像とは証拠能力が高いと書きましたが、その映像とは、他人の運転のみならず、その時々の自分の運転こそが最も如実に記録されているのです。
そもそも実際のところ人間にはどんな手を使ったとしても、他人の意志を自分の意のままに、どうこうする事などは出来ません。
しかし何らかの暴力を行使すれば、一時的に他人の自由を制限する事は可能です。
だからドラレコで録画しているからといっても、その事を知らしめなければ何にもなりませんし、ましてや赤の他人の行動に何の影響ももたらしません。
そんな無益なことよりも、先ずは自分で自分自身の心をなんとか少しでもマシなものにする事こそが、人の世のありとあらゆる問題を無力化する唯一無二の良策となり得ます。
もし私が今もってこうした自覚を得ていなければ、おそらくは、煽り運転以上に悪質で合法的な犯罪を、とっくの昔に犯していたであろう事は容易に想像がつきます。
こうした意味合いにおいてステッカーに書かれた「周囲を録画しているよ」とのメッセージを告知する事とは、その不特定な周囲に対してというよりも、自分自身にこそ言い聞かせ、自分の行動を律する為に、という意味合いが、私にとっては重く、大きく作用しています。
そしておそらくは、このようなステッカーを貼る事とは、誰にとっても似たり寄ったりな作用を、御自身の心に必ずや、もたらすことになるでしょう。
だけど、こうした重さに対する覚悟さえ定まれば、たった数百円しかしないステッカーが「バレなけりゃあ、いいじゃない」などという下らない屁理屈を盲信する愚かな人々に対して、最高かつ安全な抑止力を発揮してくれる事は間違いないと、保証できます。
今回はまた、ずいぶんとまた長文になりましたけれど、まだドラレコ本体のレビューが残っているんよね。
今、ここまで、書きながらふと気づいたのですが、そう言えば最近新しいドラレコを購入したのですけれど、これって、まだ1ヶ月位しか使っていないんですよね。あちゃー。
ここまでの使用感はとても良好なのですが、やはり耐久性等、もう少し時間を置いてからレビューした方がいいだろうと思いますので、こちらの方はまた後日改めて綴りたいと思います。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
230 拝