まるで昨日のイーグレット様を弔いに集まっているような…鷺の皆様が水辺に佇んでいらっしゃいました。
そして…これではまるで…喪主のイーグレット様にお悔やみを申し上げているようにも見えるアオ様達であります。
やがて日が昇り…天空の雲が彩雲と化し始めると、私は彩雲の一カ所に目が釘付けになります。
あまりにも容赦なく荘厳な空に浮かんだ…それは…まるで…イーグレット様の形を模したような雲に…魅入る私たちは…
(﹡ˆ ˆ﹡)みんなおはよ。
今朝の川っぺりにいた間、私は胴震いが止まらず指先は今にも千切れそうにまで痺れ…本当にパない冷え込みでありした。
しかし…だからこそ早朝の空は澄み渡り、程よく雲も浮かんでいます。
雲が彩雲になる条件は一つ。
雲を形作る水分が凍りつき結晶化していることだそうです。
結晶化した水分を通過する太陽光がプリズム分解され回析する際に見られる、光学的な気象現象であります。
今朝の掛け値無しの寒さは彩雲を約束してくれているようなものだと、私は昨日のうちから楽しみにしていました。
そして案の定、たくさんの雲を虹色に染め上げ始める空を…
いつものアントニオくんや弔問に訪れた(ように見える)鷺様御一行と一緒に眺めます。
みんなと一緒にいつしか時を忘れて空を眺めていたのですが、ふと気づけばおよそ小一時間ほど経った辺りでお天道様が大きな雲の陰に隠れます…と。
さっきまでそばに居たアントニオくんも雑木林の草むらに隠れてしまい…鷺様御一行も各々木陰などに移動をはじめました。
あっという間に北西の空は灰色に埋め尽くされ…
最初はハラハラと風雅に舞っていた風花が……途端に横殴りの吹雪と化し、この川っぺりを叩きつけつけ始めたところで私も撤収します。
それでは今朝の一々やることが容赦ない川っぺりはこれまでに御座います。
よい一日を。
230 拝
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