『新書アフリカ史』 宮本正興+松田素二=編 ←アマゾンへリンク
本屋へ行って、たいてい新書コーナーも眺めると、いつも目に入って、
気にはなっていた1冊。
少々分厚いし、直球で (内容が) 重そうで、躊躇していたのだ。
1997年の著書なので、10年以上前だ。
そういう意味では、最新のアフリカ状況を知ることは出来ないだろう。
しかし、現在の状況に至る道筋というのを知ることが出来る。
大陸というのだから、当たり前だ、ひろい!!
とても多様だ。
アフリカ、とひとからげにするあたりが、既に無知のひとのための本だ。
わたしのアフリカに対するイメージというのが、あまりにも貧困だった、
ということを改めて認識した。
日本が中国にしたことを西洋に責められても、
鼻で笑ってしまいそうだ。 (中国に対して笑うわけではない。)
西洋はアフリカを500年も痛めつけてきたのだから。
天正遣欧少年使節がモザンビークに逗留した、とか、
鄭和の艦隊が寄った、とか(『1421』 を読むと面白い)、
わくわくするような話も少々。 ほんとに少々。
すべてを破壊する聖戦というものは、のちに長く残る酷い傷を創るのだ、ということを知った。
彼の地のひとびとのしたたかさ、たくましさに感動する。
幸福を願わずにはいられない。
本屋へ行って、たいてい新書コーナーも眺めると、いつも目に入って、
気にはなっていた1冊。
少々分厚いし、直球で (内容が) 重そうで、躊躇していたのだ。
1997年の著書なので、10年以上前だ。
そういう意味では、最新のアフリカ状況を知ることは出来ないだろう。
しかし、現在の状況に至る道筋というのを知ることが出来る。
大陸というのだから、当たり前だ、ひろい!!
とても多様だ。
アフリカ、とひとからげにするあたりが、既に無知のひとのための本だ。
わたしのアフリカに対するイメージというのが、あまりにも貧困だった、
ということを改めて認識した。
日本が中国にしたことを西洋に責められても、
鼻で笑ってしまいそうだ。 (中国に対して笑うわけではない。)
西洋はアフリカを500年も痛めつけてきたのだから。
天正遣欧少年使節がモザンビークに逗留した、とか、
鄭和の艦隊が寄った、とか(『1421』 を読むと面白い)、
わくわくするような話も少々。 ほんとに少々。
すべてを破壊する聖戦というものは、のちに長く残る酷い傷を創るのだ、ということを知った。
彼の地のひとびとのしたたかさ、たくましさに感動する。
幸福を願わずにはいられない。
ついに小生もアフリカ大陸上陸です。
などと言っているうちに来月は南アフリカへ出張。うーん世界は狭い。
もっとアフリカについて勉強します。
南アフリカですか…。
オランダにイギリスに、ライアル・ワトソン。
なんのこっちゃ!
くれぐれも体を大事にしてください。 酒は飲み過ぎないように。