そういえば夫には帽子を編んでいなかった。
と、思い至り、今度はこんな帽子を編んでしまった。
こういってはなんだが、子供たちに編んでやった帽子より夫の方が劣るのはわたしは許せない。
フラットに置くとこんな感じ。
アップ。
編み込み模様は、先日子供に編んでやったセーター と同じ元ネタ 毛糸だまNo.160、
12ページの風工房氏デザインのカーディガンの柄ほとんどそのまま。
毛糸だまのリンク先はアマゾンで、なか見!検索 でそのカーディガンが見られます。
赤紫と生成りのくっきりした編み込み模様が印象的だったが、わたしは青にした。
ゴム編み部分アップ。
輪でらせん状に編んでいくので本来は常に表を見ながら編んでいけるのだが、
帽子の縁のゴム編みは折り返すので、ここだけ裏を見ながら編む。
ちょっと見目よくなるように、2目ゴム編みではなく
折り返したときに表目が3目、裏目が2目になるようにした。
また、茶色の縞を2本入れたが、裏編みのところで色が交差しないよう、ストライプがくっきり出るように、
色が変わる段だけ表編みにした。
これは以前 たた&たた夫のサイト を見ていて知った方法。 正解ページが文字化けしちゃっているなぁ。
帽子の縁のゴム編みを折り返すタイプのものが多いけれど、折る場所がずれていくんだよね。
縁に縞を入れたしサイドの編み込み模様も生かしたいので、折り場所は固定したい、と思った。
それで、ゴム編みに1段だけ裏編みを入れてみた。 そこで折れたがるので、なかなかうまくいったと思う。
これは インカ猫セーター を編んだときに知った方法だ。
使った糸。
金の羊で売っている ラムウール双糸。 この帽子はこの糸の同系色2本を引き揃えて、主に4号針で編んだ。
この糸はけっこう使っている。 直近だと ネックウォーマー で引き揃えたり。
手芸用毛糸メーカーで売っている糸とは一味違う。
化繊とブレンドとか防縮加工とかそういう加工が入っていない。
ラムウールの特徴がよく分かる糸なんだと思う。 水通しすると手触りがとてもよい。
引っ張ると切れやすいしフェルト化しやすいという特徴もあるけど、それを生かせばいいんだと思う。
わたしはこの糸が好きだなぁ。
今回は2本引き揃えて編んだし、編み目も緩くしなかったし、水通しして目も詰まったし、
もう抜群に暖かい。
暖かすぎる、と夫はいっている。
この帽子を raverly にアップしました。 → ★
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