ブックオフのジャンクコーナーに脚紛失のトイピアノがあったので、格安で手に入れた。
カワイミニピアノの旧モデルである。 ★ ←現行モデルのカワイのサイト 新開発の鍵盤アクション機構により弱打が出やすくなり連打性も向上、とある。え、ちょっといいなあ
音が鳴るのは弦ではなくアルミパイプで音程が正確なのがウリである。
じっさい なかなかよい音がするのだ。動画でもよく使われているし。
鉄琴の音色の鍵盤楽器というところが チェレスタ っぽいな。
かわいい音色だし音程はさほど問題がないし格安だし膝の上に乗るし、と気に入って手に入れたが、キーを押したときに手前が下側に当たる音と キーを戻したときにキーの向こう側が下側に当たるカタカタ音が気になったので、何とかならないかと開けてみた。が、写真は撮り忘れた。
↓これはいろいろ貼り付けた後です
まずきれいにする。ジュースをこぼしたような跡があったので、洗ったり拭いたりした。
乾いてからダイソーのフェルトシールを貼りまくる。
右の白くて細長い不織布がもともとキーの軸に被せてあったもの。
洗って乾かしたキーの裏にもフェルトシールを貼る。
↓キーのアップ
キーをセットしてゆく。
この写真だと分かりにくいが、キーの手前は浮いていて 黒/焦げ茶っぽいフェルトとは接していない。キーの向こう側が紫のフェルトに載っている。
これが音の鳴るアルミパイプの裏側。ハンマーとくっついている。
ボール紙とかホッチキスとか両面テープづけとかコストを抑えた作りだ。ボール紙が曲がりそうなので表に返して置くことが出来ない。
↓アップ
アルミパイプの断面は円形じゃなくて楕円形だ。
キーを押すことでキーの向こう側が上がり、それがこのハンマーに当たってハンマーがアルミパイプに当たる。
キーがハンマーに当たる面に白いスポンジが貼ってある。
キーが直接アルミパイプを打たないところがピアノメーカーらしいと思った。
ピアノも キーとハンマーは別部品で、キーを押すとキーの反対側が上がってハンマーを押し、そのハンマーが弦を打つからね。
アルミパイプもセットする。
蓋の裏側。
再掲。
かわいいよ。でもやっぱりキーが戻るときの音が気になる。
うーん、これはキーを無神経に戻さないように演奏すべきなのか !?
と思ったが、一晩経ってトイピアノの下にクッションを敷いたら、まあこんなものかな、と諦めがついた。その楽器特有の雑音も音色のうちさ。
チェレスタといえば「こんぺいとうの踊り」だけど、わたしの好きな セロニアス・モンク「パノニカ」を演奏してみました
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます